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プラスチック敷板っていろいろあるの?日本で販売している樹脂敷板の違いまとめ

プラスチック敷板っていろいろあるの?日本で販売している樹脂敷板の違いまとめ
  • プラスチック敷板

今回は「プラスチック敷板の種類」をまとめてみました。
建築・土木の作業で必ず必要となる「敷鉄板」。その敷鉄板の代わりとなるプラスチック素材の敷板にはいろいろ種類があるのをご存じでしょうか?
実は、プラスチック敷板と言っても製造メーカーが違えば、特徴も違っていきます。
※実際に見たり聞いたり、ネットで調べたりした事なので、間違っていましたらご連絡ください。

プラスチック敷板の種類

生産国

現在日本に出回っている樹脂敷板は「アメリカ産」「イギリス産」「日本産」など世界各国で製造されています。
プラスチック敷板が製造され始めたのはアメリカが最初で環境に配慮した商品として製造されています。
敷鉄板だと、
1、鉄を溶かす
2、鉄を形成する
3、冷やす

の工程の中で、火を使います。そのためCO2の排出が問題になっていました。
そこで、火をあまり使わないプラスチック敷板が出始めたのだそうです。
日本でも複数の会社で製造されています。

素材

プラスチック敷板は、ポリエチレン(PE)を使っており、その中でも高密度ポリエチレンを利用している商品が多いです。
ポリエチレンは荷重たわみに強く、融点も100℃以上と熱にも強い素材で、大型重機などが乗っていも丈夫に作る事ができます。
各製造メーカーによりポリエチレンの配合が異なることでそれぞれの特徴が違ってきます。

例えば、固さを特徴としているものや、柔軟で土地になじむもの、曲げても割れにくいものなど様々あります。

ポリエチレンとは
ウィキペディア(Wikipedia) ポリエチレンとは

サイズ

サイズは3尺×6尺判(900~915mm×1800~1830mm)と4尺×8尺判(1200~1240mm×2430~2560mm)の2種類が主に多くあります。カッコ内の数字に幅がある理由は、メーカーそれぞれで若干サイズがことなるためです。
他にも4尺×4尺判、2尺×4尺判などメーカーで特徴的なサイズもあります。

板厚

板の厚みは6mm~15mmまで多種多様にあります。工事現場で使われるものは12~15mmの物が多いです。それに滑り止めが片面だけ、または両面にあるものがあります。一般的には突起型が多いです。

滑り止め

滑り止めの形状は各メーカー様々です。
よく見られる縞鋼板とよばれる形から、格子柄、楕円型、四角型、スノーフレーク型(結晶型*)など様々な形があります。他にも滑り止めの大きさや、高さも2mm~8mmまであります。
滑り止めだけ見ていても同じものは1つとしてありません。

どんな用途で使えるの?

用途は、仮設駐車場・仮設通路・アスファルト保護・コンクリート保護・芝生養生・田んぼ・畑など土地に車両を乗り入れる場合のスタック防止などです。こちらは、すべてのプラスチック敷板に対して同じ用途で使えます。

プラスチック敷板の用途は製品それぞれで違うということはありません。プラスチック敷板なので局部荷重には弱いですし、土地がなだらかでない場所で使用すると割れる可能性があります。
ただ、使っていると反りにくい製品や、土地になじむ商品。常にまっすぐで固い商品などがあります。※詳しい事は、それぞれの製品販売代理店にお聞きください。

強度は違うの?

プラスチック敷板はすべてにおいて強度は同じです。同じ使い方で割れる、割れないなどはありません。
ただ板厚で強度は弱くなりますので、注意が必要です。

プラスチック敷板の使い方と注意事項

設置方法

プラスチック敷板は、でこぼこした土地で使うと割れてしまう事があります。
前提として、「土地を平らにする」 「転圧をかける」 「石を撤去する」 を行えば10t以上の車両が乗っても割れず使う事ができます。

地面に転圧をかける作業

注意事項

頑丈といってもプラスチックです。局部荷重には弱い性質を持っています。アウトリガーの敷板として使うと割れる可能性があります。緩すぎる土地でもたわみすぎて割れてしまいます。

まとめ

サイズ・板厚・滑り止めはメーカーでそれぞれ特徴がありましたね。プラスチック敷板は、正しい使い方をすれば数年~10年以上使う事ができます。
正しい使い方の中で、ご利用内容に沿った、サイズ・板厚・滑り止めを選んでくださいね。

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