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重機の種類で異なるプラスチック敷板の使い方

重機の種類で異なるプラスチック敷板の使い方
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工事といっても、用途や工事方法によって、さまざまな重機が使用されます。ご自身の使用される重機でプラスチックが耐えられるかは、使ってみないと分からないと言われてしまう事が多いのではないでしょうか。そこで、敷板netでご購入いただいた皆さまに用途に対して使えたかどうかを教えていただきました。

その内容をまとめて、皆さまにご説明いたします。

なお、1. 前工程での作業を行っている、2. 土地の状態について重機の重量を超えないことが前提条件となります。

前工程で行うこと・尖った石を撤去する
・土地を整地する
土地について・田んぼ・畑のような柔らかい土地:4t以内
・硬い土地:80t以内

重機の種類で異なる!プラスチック敷板の使い方

重機は、「ゴムタイヤで動く重機」「無限軌道で動く重機」に分けてご説明します。

ゴムタイヤで動く重機の場合

ゴムタイヤで動く重機として、工事現場では「トラック」「ユニック車」「高所作業車」「フォークリフト」などが使われます。農業現場では「トラクター」などがあります。ゴムのタイヤで動く重機は全般的に問題なくプラスチック敷板をご利用いただけます。

ご利用時の注意点は2点!

  • ユニック車や高所作業車のアウトリガー目的での使用はできません。割れてしまう場合があります。
  • 敷板が軽いので走行するとズレる場合があります。その場合は、「敷板の上は徐行する」「敷板を連結する、または土地に固定する」を行ってください。

無限軌道で動く重機の場合

油圧ショベル・ユンボ・パワーショベルの写真

無限軌道で動く重機として、工事現場では「油圧ショベル・ユンボ・パワーショベル」「キャリア」などがあります。農業現場では、「コンバイン」があります。
※無限軌道とは、起動輪、転輪、遊動輪(誘導輪)を囲むように一帯に接続されたもので、戦車なども無期限起動にあたります。クローラー (Crawler)、トラックベルト (Trackbelt)、履帯(りたい)、キャタピラーなど複数呼び名があります。

無限軌道でのポイントは無限軌道部分がゴム素材であるかどうか!

無限軌道部分がゴム素材またはゴムで保護されている重機に関しては、プラスチック敷板が問題なく利用できます。鉄製のものはプラスチック敷板が割れる可能性があります。理由はプラスチックより鉄の強度が強いからです。

ご利用時の注意点は2点!

  • 敷板が軽いので走行するとズレる場合があります。
  • 敷板の上でよじる行為をすると敷板がズレます。

敷板は軽いため重機の力でズレてしまいます。その場合は、「敷板の上は徐行する」「敷板を連結する、または土地に固定する」を行ってください。

プラスチック敷板では難しい重機は?

重機の中でもプラスチック敷板では対応できないものもあります。対応できない重機をご説明します。

ブルドーザ

ブルドーザは、ショベル系の掘削機械と並んで代表的な重機です。作業の目的は土砂を押し出すことです。地面に排土板をピッタリくっつけた状態押し出すため、排土板が敷板の接続部分に引っ掛かってしまい敷板がズレてしまいます。固定していてもブルドーザの力が強いため金具が壊れたり抜けたりしてしまいます。

ホイールローダ

ホイールローダは、すくって持ち上げるのが得意な重機です。作業は土地にバケットを下して救い上げる作業で使われます。こちらもブルドーザと同じく地面にバケットをくっつけた状態土砂を救いあげるので、バケットが敷板の接続部分に引っ掛かってしまい敷板がずれてしまいます。

ブルドーザやホイールローダの場合は敷鉄板を使い溶接するのがおすすめです。

プラスチック敷板の性質を理解しつつ、安心・安全な工事や仕事を行って頂きたいといつも心に願っております!
また、「こんな使い方できるの?「〇〇の事例はないの?」などお問い合わせいただければ、ない情報がありましたら調べてお伝えいたします。ぜひお気軽にお問い合わせください!

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