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プラスチック敷板を段差で使うのは難しい? 段差で使う際の注意事項とは?

プラスチック敷板を段差で使うのは難しい?段差で使う際の注意事項とは?
  • プラスチック敷板

プラスチック敷板は敷鉄板に比べて「軽い、狭い場所でも対応出来る」などメリットがありますが、プラスチックの性質をきちんと理解されていない場合、「段差で利用したら割れてしまった」とお声をたくさん頂いています。

そこで今回は、「プラスチック敷板を段差で利用したら割れてしまった。なぜ?」というご質問にお答えします。

プラスチック敷板が段差で使うことが難しい理由は?

詳細として、下記のようなお問い合わせを頂きました。

「林業をしており、木材伐採作業の際、道に段差があるためプラスチック敷板を敷いて、トラック走行させたが、プラスチック敷板が割れてしまった。敷鉄板なら使えたのにプラスチック敷板は使えないの?」この質問は多くの方から寄せられています。
申し訳ございません。プラスチック敷板は「段差でのご利用」は推奨しておりません。理由は敷板が割れる可能性が高いためです。
段差でのご利用の場合には、敷鉄板が一番です。しかし、敷鉄板だと重く利用出来ない方もいらっしゃいます。
では、プラスチック敷板を利用の際の割れる原因と注意事項をご説明いたします。
前提としてプラスチック敷板は、「石や木材などを撤去する」「土地を平らに均す」といった作業が必要です。
この作業をきちんと行っていても、段差では割れてしまう可能性があるのです。

段差にプラスチック敷板を敷くと割れる理由は?

1、下が空洞になると使えない

プラスチック敷板は下が空洞になると弱いのです。理由は極部荷重が発生する為です。

土の上だと設置面が多いwため荷重が分散されますが、空洞になると一部分のみ荷重がかかかります。これはプラスチック敷板全般に言えることで、固く作られている海外産でも極部荷重がかかり、パンッと割れてしまう可能性があります。

段差で利用:プラスチック敷板の場合と敷鉄板の場合の図

割れる理由は分かりましたが、敷鉄板を設置できない土地もありますよね。
※あくまでも想像ですので、行う際は自己責任でお願いします。

段差がある場所でプラスチック敷板を利用するには?

方法1:段差を土で埋める

段差を土で埋めて、なだらかな斜面にすれば敷板と土の間に空洞が出来ないため、割れることがなくなるのではないでしょうか?

方法2:三角形の木材を段差に添わせる

段差がある事をしっているなら、あらかじめ段差解消スロープを自作するものありですね。
プラスチックが割れないためには「敷板と土地の間に空洞を作らない」「石や木材などを撤去する」などの作業が必要です。これらの下準備を行っておけば、ある程度はプラスチック敷板を使って作業することができます。
プラスチック敷板の性質を理解しつつ、安心・安全な工事や仕事を行って頂きたいといつも心に願っています!
また、「こんな使い方できるの?「〇〇の事例はないの?」などお問い合わせいただければ、ない情報がありましたら調べてお伝えいたします。ぜひお気軽にお問い合わせください!

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