反ったプラスチック敷板を直したい!反る理由と直す方法とは?

- プラスチック敷板
今回はプラスチック敷板が反る理由と、直す方法をご紹介します。
気温の寒暖差が大きいとプラスチック敷板は膨張・収縮します。その際に、「プラスチック敷板が反ってしまった。」「微妙な反りが気になる。」「反った敷板はもう使えない」など考える方が多いです。
プラスチック敷板が反る理由とは?
1、急激な気温の変化による変形
プラスチック敷板は温度変化により、膨張・収縮します。ただ、同じだけ膨張・収縮するわけではありません。たとえば、膨張するときは2cm膨張、収縮するときは1cm収縮のように、膨張と収縮の大きさは必ずしも同じにはなりません。
専門用語で言うと「強化繊維の配列」が均一になっていない状態です。
この「膨張と収縮の差」があるために、プラスチック敷板の反りが起きてしまうのです。それが「反り」の原因になります。
よって常設している場合、端がだんだん反るのは自然のことでもあります。
2、車両の走行による変形
車両で走行する際、タイヤが通る部分のみ圧力が加わります。圧力が加わる部分は下に沈み、加わっていない部分は上に反ります。
例えば、柔らかい土地で走行した際、タイヤ部分はわだちのように地面がへこみますが、周りは土が盛り上がりますね。

反ると、台車などの小さなタイヤや人が走行する際、引っ掛かってしまうのでなるべく反りを直したいと思われるかたも多いです。
反ったプラスチック敷板を直す方法は?
1、敷板を裏返しに使う
反った敷板を裏返しにすることで、浮いた部分がなじんで元に戻ります。
また時間がたつと逆向きの反りが起こるため、定期的に裏返せば反りを気にせずに使えます。

2、敷板の配置を変更する
一部分のみ反ってしまう場合は、設置した敷板同士の場所を変えるのも改善の1つです。
一部分のみ反る場合は、その場所に力が加わっているということ。そのため力が加わっていない敷板と交換することで反りが軽減できます。
3、杭で固定する
裏返すことができない場合は。地面に固定してしまうのが一番です。
固定穴が4隅にあるため、一番反りやすい部分を固定することで反らなくなります。固定がゆるいと浮いてしまう場合があります。

いかがでしたでしょうか?
プラスチック敷板の反りに悩んでおられる場合は、ぜひ「敷板net TEL0800-080-4135」までお気軽にご連絡ください。当社スタッフが一緒になって解決策を考えます!
プラスチック敷板の性質を理解しつつ、安心・安全な工事や仕事を行って頂きたいといつも心に願っております。
また、「こんな使い方できるの?「〇〇の事例はないの?」などお問い合わせいただければ、ない情報がありましたら調べてお伝えいたします。ぜひお気軽にお問い合わせください!