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工事現場の仮設事務所の養生に樹脂敷板が難しい理由とは?

工事現場の仮設事務所の養生に樹脂敷板が難しい理由とは?
  • プラスチック敷板

長期的な工事の場合、従業員の休憩所や現場監督の事務処理のために仮設事務所(ユニットハウス)を建てているのをよく見かけます。仮設ハウスは場所を選ばず組み立てる事ができるので、工事現場には欠かせないアイテムです。

簡単に設置できる仮設ハウスですが、柔らかい土地だと傾いてしまい扉の開閉がやりにくくなってしまう事があるそうです。その場合に、敷板を敷いて土地を安定させたいとお問い合わせ頂くことがあります。プラスチック敷板が一番活躍するのは「かたく平坦な土地」に「短い一定時間の荷重がかかる」場合です。たとえば、トラックの走行補助、仮設駐車場など、短い時間重さがかかる場所の仮設に向いています。仮設のユニットハウスなど、長く一定の重さがかかる場所には残念ながら向いていません。

こちらについて詳しく説明します。

仮設ハウスの写真

仮設ハウスの養生に樹脂敷板が難しい理由とは?

1、局部荷重となり割れてしまう可能性がある

仮設ハウスはコンクリートブロックを基礎として使われます。大きさが約40cm × 20cm程のブロックを基礎柱として使用した場合、プラスチック敷板にとっては局部荷重になってしまい割れてしまう場合があります。

2、平行が保てない

土地がデコボコしている場合や土地が柔らかい場合は、プラスチック敷板はその土地の形状になじもうとします。そのため、平行が保てず不安定になってしまいます。これは敷鉄板でも同じことで、土地が平行でないまたは鉄板が曲がっている場合に仮設ハウスを設置してしまうと、基礎が不安定なため仮設ハウスがぐらぐらしていまいます。

では仮設ハウスに一番良い方法は何でしょうか?

デコボコしている土地や柔らかい土地にプラスチック敷板を使うと不安定なことを示す図

仮設ハウスに一番よい方法とは?

1、設置する土地に対して転圧をかけ平らにする

一番よい方法は、土地を平らに均し硬くすることです。整地した土地に直接仮設ハウスを設置すれば問題ありません。土地を平らに均し硬くすることで敷板を敷かずとも基礎が安定して傾きも起こりにくくなります。

2、どうしても水平にならない場合は補助ブロックでで調節する

どうしても水平にならない場合は補助ブロックで高さを調節するのが一番です。現在、プラスチック素材のブロックも販売されています。高さも2cm~9cmとさまざまな高さのブロックが販売されているので調節しやすいです。

補助ブロックを使用して高さ調整している写真

以上のように、仮設ハウスでプラスチック敷板を使用することは難しいですが、平らにならすことで傾きを防げます。高さの調節にはプラスチック素材のブロックをおすすめします!

プラスチック敷板の性質を理解しつつ、安心・安全な工事や仕事を行って頂きたいといつも心に願っています!
また、「こんな使い方できるの?「〇〇の事例はないの?」などお問い合わせいただければ、ない情報がありましたら調べてお伝えいたします。ぜひお気軽にお問い合わせください!

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