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プラスチック敷板の滑り止めが折れたことによる耐荷重や強度への影響は?

滑り止めが折れたことによる耐荷重や強度への影響は?
  • プラスチック敷板

用水路工事の穴を掘る作業ではバックホーが使われますね。
バックホーが比較的小型の場合プラスチック敷板で対応する方も増えていますが、作業の際に「プラスチック敷板の滑り止めが変形した」とのお声をよく頂きます。
滑り止めが変形すると、耐荷重や強度にも変化があるのでは?と心配される方が多いです。
そこで今回は「プラスチック敷板利用中に滑り止めが折れてしまった場合の強度の影響」についてお答えします。

用水路工事の穴を掘る作業の写真

作業中に滑り止めが折れてしまった。強度や耐荷重に影響はあるの?

詳細として、下記のようなお問い合わせを頂きました。
「バックホーでの作業中、プラスチック敷板の滑り止めに排土板が当たったら簡単に折れてしまった。滑り止めが取れてしまったことにより強度や耐荷重は変わるの?」

安心してください!滑り止めが折れたり変形してしまっても強度や耐荷重は変わりません!

耐荷重や強度は敷板全体の厚みや大きさでのことになりますので、敷板自体が変形・割れがない限り問題ありません。
では滑り止めは何のために存在するのでしょう?

滑り止めの目的は、「土地からズレないようにする」「車が空転ないようにする」の2点です。滑り止めは重機・トラック走行について少しでも作業を安心して行える工夫なんですね。
滑り止めが折れても問題はありませんが大事に使っていきたいと思いますよね。
そこで、「プラスチック敷板を長持ちさせるポイント」をお伝えします!

バックホーの排土版の写真

排土板(はいどばん)とはこの画像で言う白丸の部分の部品です。排土板は土の上での走行の際に邪魔な土や石を撤去したり、土をならすために使われるとのこと。バックホーも奥が深いです!

プラスチック敷板を長持ちさせるためには?

1:排土板を10センチ以上上げる

一番効果的なのは排土板を10センチ以上上げることです。
排土板を下げたまま利用すると地面から敷板に乗り上げた際、滑り止めが当たってしまい破損してしまうや、敷板に当たってしまいズレの原因となります。
排土板を上げるとすべり止めに引っかからずに進みます。事故防止にもぜひ排土板を上げての利用がオススメです。ぜひ工事の際に行ってみてください!

2:当社のプラスチック敷板なら大きい滑り止めは下にして使う

当社プラスチック敷板は、滑り止めが両面についているものがあります。両面の滑り止めの大きさが違います。大きいほうを下にすることで、スムーズな作業ができます。
バックホーなどの重機を扱う方にとっては、小さい滑り止めは不安と思われる方が多いですが、問題なく作業できますので安心してご利用ください。
他社製品の場合も同じことが言えます。両面とも大きな滑り止めの場合は、1の「排土板は少し上げる」が効果的です。

プラスチック敷板の滑り止めの形状の図

※当社のプラスチック敷板の滑り止めの形状です。他社製品の滑り止めもそれぞれ違うので見比べてみてください!
プラスチック敷板の性質を理解しつつ、安心・安全な工事や仕事を行って頂きたいといつも心に願っています!
また、「こんな使い方できるの?「〇〇の事例はないの?」などお問い合わせいただければ、ない情報がありましたら調べてお伝えいたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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