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未舗装地でも使えるプラスチック敷板。フォークリフトが走行してもズレにくい!

未舗装地の走行にプラスチック敷板を利用
  • プラスチック敷板
  • スタック防止

未舗装地でフォークリフト運搬すると土地の凹凸でタイヤがスタックしてしまったり、荷物が落ちてしまったりがあります。そこでスタック防止としてプラスチック敷板を活用いただいた事例です。

未舗装地でフォークリフトの走行での心配事はタイヤの小ささ

フォークリフトを扱う方の心配事として、次のお問い合わせをよく頂きます。

・ぬかるんだ所を通るとフォークリフトがスタックしてしまう

・未整地の場所に敷くと割れてしまうの?

・走行中に敷板がずれないか不安

フォークリフトは、車体の重量が1t~20t以上のものまで種類が豊富にありますが、荷物を乗せると約1.5倍の重さになります。

一般的なフォークリフトを2.5tとすると、約4tの荷重が地面にかかります。

4tトラックとは違い、フォークリフトは荷重のかかる面積が小さいので、ぬかるみがあると、よりはまりやすいです。

そこで、製造メーカーと共同で、実際に樹脂敷板を敷いた上をフォークリフトで走行する実験を行いました。

問題解決のポイント

①未整地に敷板を敷いた場合、フォークリフトが走行できるか、敷板が割れないか

②敷板上でフォークリフトが旋回(よじる)を行っても敷板がズレないか

この2点について検証してみました。

未整地に敷板を置き、走行してみたところ、凹凸のある個所で多少車体が上下に揺れるものの、安定した走行ができました。

フォークリフトで運搬している積載物の重さは、約100kgです。

①未整地に敷板を敷いた場合、フォークリフトが走行できるか、敷板が割れないか

未整地に敷板を置き、フォークリフト走行を行いました。

パリパリと音がするものの、敷板自体が割れる事はなく、無事走行できました。

未整地の為、土地の凹凸により多少フォークリフトが上下しましたが、安定して走行することができました。

撮影した日は晴れていましたが、この土地は、場所によって土地が柔らかいところと硬いところがあり、雨の日にフォークリフトを走行させると柔らかいところにタイヤがはまり込んでしまうことがあるような場所です。もし雨が降っている場合でも、プラスチック製敷板を敷けば、安定して走行ができます。

②敷板上でフォークリフトが旋回(よじる)を行っても敷板がズレないか

未整地の場所に敷板を敷き、その上をフォークリフトで旋回(よじる)してみました。

フォークリフトは前方に荷重が偏る重機です。旋回しながら前方に進んだ場合を撮影しました。

動画ではかなり大げさに旋回していますが、一番端の敷板が多少ズレましたが、走行には問題ない範囲のズレでした。2回走行した結果、2回目は全くズレませんでした。

多少のズレで済んでいるのは、両面滑り止め付きの製品を使っているためです。滑り止めが地面と密着し、ズレを緩和させていたため、安定して走行することができました。

下面に滑り止めがついていない下面フラットの商品を使用する場合には、ズレ防止のため、「U字アンカーで地面に固定する」または「連結金具で敷板同士を連結する」のが一番安全です。

利用後の敷板は、フォークリフトに人力で乗せることができるので、設置・撤去も簡単に行うことができます。

最近問い合わせが増えているフォークリフトでの利用事例をご紹介しました。フォークリフトを使っている企業様は、土地の養生をするときに敷鉄板と樹脂敷板を比較検討されることが多いと思います。フォークリフトを利用する際の困り事は多々ありますが、その中でもタイヤのスタック、敷板のズレが多いと感じています。この動画が少しでもお客様の困り事の解決の糸口になれば幸いです。

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