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土木・建築現場の時間短縮には敷鉄板の代わりにプラスチック敷板がおすすめな理由とは?

土木・建築現場の時間短縮には敷鉄板の代わりにプラスチック敷板がおすすめな理由とは?
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土木業とは?

土木業とは、私たちの生活に必要不可欠なインフラ施設の整備に携わる工事を行なっています。具体的には、道路、トンネル、鉄道、橋梁、ダム、河川、上下水などを指します。土木業は約9割が公共事業で、私たちの暮らしを支えています。

土木業の課題とは?

年間労働時間が300時間以上長い土木業

国土交通省が平成30年に策定した「建設業働き方改革加速化プログラム」によると、年間労働時間は、全産業平均が1720時間なのに対し、建設業は2056時間と300時間以上の長時間労働の状況にあることがわかっています。また、日建協のアンケートによると、所定外労働時間は、全産業平均が15.3時間ですが、外勤土木は56.5時間、内勤土木でも29.2時間と、長時間に及んでいることがわかります。
また、建設産業の中で「転職を考える理由」として最も多いものは「労働時間や休日取得できないこと」となっています。特に外勤労働者に多い傾向にあります。

労働時間については、国土交通省「建設業働き方改革加速化プログラム」、日建協「2021時短アンケート」などで取り上げられています。

参考:国土交通省「建設業働き方改革加速化プログラム」

参考:日本建設産業職員労働組合協議会「2021時短アンケート」

長時間労働の主な原因は「工期が短すぎる」こと

「労働時間を短縮するには何が必要か」との問いに、最も回答数が多かった回答は「発注者による適正工期の設定」でした。発注者からの工期が短すぎるということです。

長時間労働に対する解決策とは?

時間外労働を減らすためには、発注者の適切な工期設定はもちろん必要です。しかし、生産性を向上させて作業時間を短縮させることも受注者としてできることの1つです。

受注者は、時間外労働の上限規制の適用に向け、まずは自らの生産性向上に向けた一層の取組の推進が不可欠であるとの認識の下、発注者の理解も得ながら、・・・建設工事の現場における生産性向上を推進する。

引用元:国土交通省「建設工事における適正な工期設定等のためのガイドライン」

そこで、プラスチック敷板を活用することで作業短縮ができる方法を以下にご紹介します。

トラックにたくさん載せられるので、運搬の時間がかからない

1枚500kg以上の重さのある敷鉄板は、50枚運ぶ場合、10tトラックを3往復させる必要があります。それに対して、プラスチック敷板を50枚運ぶ場合は、4tトラック一度で運ぶことができます。このように作業時間を短縮することができます。
作業時間短縮のみならず、CO2排出も抑えることができて一石二鳥です。

少人数、短時間で設営可能

敷鉄板の場合、設置をするのに重機を使う必要があります。一方、プラスチック敷板を使う場合、クレーンなどの重機は必要なく、重機を操作する作業員も必要ありません。人の手で作業をすることが可能です。4✖️8サイズの重さは1枚40kg 、軽量のものだと1枚25kgの商品もあります。1枚のプラスチック敷板を作業員2人で持つことができますし、中には1人で運ぶことができる人もいます。

プラスチック敷板を大人2人で運んでいる

実際お客様からは、このようなお声もいただいています。

「設置作業は手間だが、コスト削減につながる」
プラスチック敷板は軽く、人の手で作業ができたので、施工時間が3時間ほどでできました。タイヤの通るところだけ敷けばよいので、枚数も少なくできコストも削減できました。工事中も金具で固定しているため、ズレて工事が滞ることなく、スムーズに作業できました。地中の配線も傷つくことなく作業できてほっとしています。金具で設置するという作業がある分手間が増えましたが、敷き鉄板の施工やレンタル費用を考えると樹脂敷板は安く費用も抑えられました。

敷板net お客様導入事例「河川敷の通路にかかる重さを荷重分散するためにプラスチック敷板を使ってみました」

連結する際に溶接が不要で、時間短縮になる

敷鉄板を連結する場合、溶接するか専用の連結器具を使用する必要があり、手間と時間がかかります。特に溶接する場合は天候にも左右され、作業時間が増えることもあります。一方プラスチック敷板の連結器具は数種類ありますが、引っ掛けるだけで使用できるもの、ネジで固定するものなど、溶接の必要がないものばかりです。

道路に手軽に敷くことで、掃除の回数が減る

軽に手に入るプラスチック敷板を、普段なら敷かない範囲にまで敷くことで、トラックのタイヤについた泥を落とす掃除の回数が減ったというお声もあります。敷鉄板の場合、サビで道路を汚してしまうこともありますが、プラスチック敷板ならその心配もありません。

詳しくはこちら↓

まとめ

いかがだったでしょうか。
土木業の時間外労働を少しでも減らすために、プラスチック敷板が作業時間短縮に役立つアイデアをお伝えしました。

  • 運搬の時間を短縮できる
  • 設営時間も短縮できる
  • 溶接の必要がなく、作業時間が短くなる
  • 作業後の掃除の手間も少なくなる

土地の性質や作業の特性によって、敷鉄板でないとならないこともあるかと思います。しかし、プラスチック敷板を併用していただくことで作業短縮のお役に立てれば幸いです。

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