1. 敷板ネットブログ
  2. お役立ち情報
  3. プラスチック敷板
  4. 【徹底解説!】敷鉄板の運搬・敷き方・設置方法

【徹底解説!】敷鉄板の運搬・敷き方・設置方法

敷鉄板の運搬・敷き方・設置方法
  • プラスチック敷板

みなさんご存知の通り、敷鉄板は工事のときに敷くことで、下の土地を傷つけないように守る、工事用の車両がスムーズに通行できるようにする、などの働きをしてくれる、とっても便利なアイテムです。

ですが、工事の種類によっては敷鉄板を全く使わない場合もあります。敷鉄板をこれまであまり使ったことがないという方から「どうやって敷けばいいのかわからない」「効果的な敷き方を教えてほしい」という声を時々いただきます。

そこで今回は、敷鉄板の敷き方を分かりやすく教えちゃいます!

そもそも、なぜ敷鉄板を敷くの?

敷鉄板を敷く目的は色々ありますが、主に2つの目的で使われます。

①仮設道路、資材置き場を作る

車両が通行することでタイヤ跡などがついたり、大型重機や資材の重みで地面にへこみが発生したりしないようにするために設置します。例えば芝生や個人の敷地、アスファルトなど、傷つけてはいけない場所を守る(養生する)ことが目的です。

②車両が通行しやすいようにする

ぬかるみ、砂地、荒地など、工事車両が走行しにくい場所でも、敷鉄板を敷くことで平らな道ができ、スムーズに通行できるようになります。基礎工事の現場では、クローラークレーンなどキャタピラーで移動する機械を使用する際には、敷き鉄板を敷かなければ作業ができません。

敷鉄板があるから、安心して、効率よく作業を行えるんですね!
敷鉄板は工事を進めていくために必要不可欠なアイテムなのです。

敷鉄板の敷き方は2種類ある!

敷鉄板の敷き方は大きく分けて2通りあります。
「1枚敷き」と「2枚敷き」と呼ばれる方法です。

1枚敷き

敷鉄板を1枚ずつ並べて敷いていく方法です。
一般的によく用いられます。

2枚敷き

敷鉄板を2枚重ねにして敷いていく方法です。
敷き方はいくつか方法があり、上下の2枚の敷鉄板をぴったり重ねる方法もありますし、ずらして部分的に重複させる方法もあります。ずらして敷く場合は、下の敷鉄板の継ぎ目を塞ぐように敷いたり、敷く重複している面が大きけいほど強い力に耐えられるので、隙間なく重ねた方が重たい重機や資材が乗っても耐えられるようになります。

場所や用途に応じて使い分けをする現場が多いようです!
2枚敷きは1枚敷きに比べて強度は高くなりますが、必要な枚数が増えるので、その分コストと敷設に時間がかかるのがネックですね。

敷鉄板を敷くときの手順

敷鉄板を敷くことを「敷設(ふせつ)」といいます。ここからは、敷板の敷設方法について、ご紹介していきますね。

一般的な1枚敷きの敷鉄板の敷き方

①運搬する

まずは敷鉄板を現場まで運びます。ラフタークレーンやユニックなど、重いものを持ちあげられる重機で揚重(ようじゅう)します。敷鉄板は1枚500kg以上の重さなので、1枚ずつ機械で降ろしていきます。
※揚重(ようじゅう)……クレーンなどで資材や重機を必要な場所に引き上げること。

②敷設する

1枚ずつ職人さんがずれないように敷いていきます。

③金具でとめる

隣り合う敷き鉄板を専用の金具でとめていき、ようやく敷き終わりです。

敷鉄板の敷板はYoutubeに様々な動画がありますので、探してみてくださいね!

>YouTubeの「敷鉄板の敷き方の動画はこちらから

例えば3m×15m(45平米)の敷地に敷く場合、5×10サイズの敷鉄板が10枚必要になります。1枚あたり約5分で設置していくと、すべて設置し終わるまでに約1時間かかります。設置がずれた場合は、細かい調整が必要になるので、さらに時間がかかります。効率よくキレイに敷いていくには職人の腕と経験が頼りです。敷鉄板の敷き方が工事のしやすさに影響するので、慣れている職人でも、慎重に作業します。

また、敷鉄板は1枚500kg以上もあるので、クレーンで吊り上げる時や外して降ろす時に誤って落としてしまい、人が挟まれれば大けがに繋がります。最悪の場合、命を落とすこともあります。実際に、これまでに工事現場で敷鉄板の落下事故による死亡事例も起きています。敷鉄板を設置するときは、安全な手順を守り、慎重に行うことが大切です。他の工事と同じく、敷鉄板の敷設は命がけの作業なです。

まとめ

敷き鉄板の敷き方・設置方法についてまとめてみましたが、いかがでしたか?

この記事を読んでご不明な点や実際の商品を確認したいなどございましたら、お気軽にメールフォームにてご連絡くださいませ。
スタッフ一同、お待ちしております!

\電話でもお気軽にお問い合わせください/

敷板ネットのお問い合わせフォーム。