水田や水場の多い場所でのプラスチック敷板の固定方法は?
- プラスチック敷板
水田での利用や、水たまりが多い工事現場などで、プラスチック敷板がズレたり、
水たまりに浮いてしまって、使えないと思ったことはありませんか?
本日は、お客さまから問い合わせをいただいた「水田や水場の多い工事現場でプラスチック敷板がズレたり、水に浮いてしまう場合の固定方法は?」というご質問にお答えします!
水場の多い場所でのプラスチック敷板の固定方法は?
詳細として、下記のようなお問い合わせを頂きました。
「ブルーシートで作ったプール育苗にトラックを走行させたいが、水が浸った土地にプラスチック敷板を置くと浮いたり、ズレたりしてしまう。固定方法はあるかどうか?」
お客様の課題は、水が浸った場所でプラスチック敷板がズレたり、浮いたりする事なく使用したいという事。
結論からいいますと、水が浸った場所では固定が必須です。
理由は、プラスチック敷板(ポリエチレン)は水より密度が軽く、浮いてしまうためです。
当社のプラスチック敷板のサンプルを水のはったバケツにいれてみました。
このように水面ギリギリで浮いてしまいます。
大きいサイズなら重さもあって沈むのでは?と思われますが、水より密度が軽いため浮いてしまいます。
では、どう固定するのがよいのかをご説明します。
水場でプラスチック敷板を固定する方法
土地とプラスチック敷板を固定してもよい場合
土地とプラスチック敷板を固定してもよい場合は、U字アンカーや杭で固定するのが一番です。
土地が柔らかい場合は、長さが長い杭を使うのがおススメです。
土と敷板の間にブルーシートを敷いている場合
ブルーシートが敷いてある場合は杭を刺すと水漏れの原因となるので杭を刺すことができません。
この場合は、2か所止めます。
- 敷板同士は結束バンドで固定
- 端の敷板は杭で固定する
※杭がブルーシート内の場合は、固定できる土地に杭をうち、敷板の穴にロープを通して金具に結んでください。
2の場合は実際敷板は浮いてしまいますが敷板を置くだけよりはトラック走行が安定します。
2の方法は、もっとよい方法があるのではと考えております。
こういう方法で使っている、○○したら浮かないなどありましたらご教授下さい!
プラスチック敷板の性質を理解しつつ、安心・安全な工事や仕事を行って頂きたいといつも心に願っています!
この時期良くあるお問合せシリーズを今後も続けていきたいと思います。ぜひ皆さんご感想やこんな問い合わせないの?ってご意見聞かせてください!
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