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ウッドプラスチック製「Wボード」「ディバン」の選び方についてご紹介!

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今回は、お客様からのお問い合わせが特に多い「敷板netの敷板の種類が多すぎてどれを選んだらいいの?」「Wボードディバンは何が違うの?」という質問に対してお答えいたします。

プラスチック敷板Wボードとディバンは何が違うの?

敷板netで販売しているプラスチック敷板は大きく2種類の商品があります。
Wボード」と「ディバン」という商品です。

「Wボード」と「ディバン」の大きな違いは、耐荷重です。Wボードが最大120t、ディバンが最大1.5tです。その他、サイズや板厚など製品の仕様です。Wボードもディバンも同じサイズ・板厚を取り揃えています。

では分かりやすいように商品の仕様を表にしてみました。

 Wボードディバン
サイズ36サイズ:910mm×1820mm
48サイズ:1219mm×2438mm
1m×2m:1000mm×2000mm
36サイズ:910mm×1820mm
48サイズ:1219mm×2438mm
板厚13mm8mm13mm8mm
滑り止め(凸型)両面(2mm+5mm)片面(5mm)片面(5mm)片面(2mm)片面(5mm)
耐荷重最大120t最大1.5t
素材ウッドプラスチック(ポリエチレン+木質バイオマス)

仕様についてよくある質問

「Wボード・ディバンの違いはなんですか?」
Wボードとディバンの違いは、耐荷重です。Wボードの最大耐荷重は120t、ディバンの最大耐荷重は1.5tです。上にのる車両(重機)が1.5t以内であればディバンで対応できます。
ディバンのおすすめ用途は、軽トラックのぬかるみ対策や小型乗用車などの走行・駐車です。他には小型重機(農業機材)や一輪車などの走行・保管におすすめです。Wボードのおすすめ用途は、10tクラスのトラックの走行や重機走行、柔らかい土地での1t~4t車両走行におすすめです。

「耐荷重が120tあるなら強度も強いのですか?」
耐荷重と強度は違うものです。
耐荷重は全体にかかる耐えられる重量を言います。強度はその材料が持つ、変形や破壊に対する抵抗力を示します。例えば、割り箸を地面に置いて人がふんでも割れませんが、両手で端をもって曲げると割れますね。これが耐荷重と強度の違いです。
プラスチック敷板は平らな土地に敷く事で土地変形させないよう荷重を分散させる役割で使われます。土地が平らでない場所や側溝のような窪みのある場所だとプラスチック敷板は変形して割れてしまいます。

「板厚8mmと13mmではどんな違いがありますか?」
違いは、重さと強度です。
重さは、板厚が約半分になることで重さも軽く持ち運びがしやすくなります。
強度は、板厚が厚い方が強くなります。板厚8mmタイプは、しなりやすいため、地面と一緒に変形していく可能性が高いです。硬い土地の場合は、板厚が8mm、柔らかい土地の場合は、板厚13mmがおすすめです。

「滑り止めの両面と片面はどちらがおすすめですか?」
一般的には片面をおすすめしています。理由はさまざまな場所で使うことができるためです。
片面タイプは「平らな土地(整地された土地)」「コンクリート」「アスファルト」で使うことができます。
両面タイプは「平らな土地(整地された土地)」のみで使うことができます。コンクリートやアスファルトで利用することができない理由は、コンクリートが滑り止めの凹凸でくぼんでしまう可能性があるためです。地面と敷板の多少のズレを解消したい場合は、両面タイプがおすすめです。

Wボードディバンの商品の特徴は理解できたが、結局どれを選んだらいいの?と思いますよね。
では次に選ぶポイントをご説明します!

プラスチック敷板の選ぶポイントは土地の緩さと走行する車両の重さ!

前提条件

1、土地を3種類に分けます。
・柔らかい土地(粘土質の土地・砂地・農地など)
・硬い土地(粘土質の土地・砂地・農地など)
・コンクリート・アスファルト(ヒビがない状態)

2、走行する車(重機)の重さを4種類に分類します。
・1.5tまで
・4tまで
・10tまで
・20t~80tまで

3、使い方として「土地を均す」「石などの突起物は撤去」を行うこととします。

 1.5tまで4tまで10t~80tまで
柔らかい土地ディバン厚型タイプWボード厚型タイプ敷鉄板
硬い土地ディバン薄型タイプWボード薄型タイプWボード厚型タイプ
コンクリート・アスファルトディバン薄型タイプWボード薄型タイプWボード厚型タイプ

柔らかい土地(粘土質の土地・砂地・農地)

柔らかい土地で車(重機)が1.5t以下の場合は、ディバン厚型がおすすめです。1.5t以上の車(重機)を利用の場合は、Wボード厚型がおすすめです。柔らかい土地の場合薄型タイプだと歪曲(わいきょく)しすぎて割れてしまう可能性があるためです。
軽トラックや、小型のコンバイン・耕うん機などは厚型タイプで安心して利用できます。
4t以上の車(重機)で、プラスチック敷板を利用される場合は、土地を整地・地固めを行っていただくことで利用出来ます。
用途:仮設駐車場、悪路の養生、農機具のはまり防止など。

※Wボード厚型を利用(1tトラックの走行に)
事例:リフォーム現場のぬかるみ対策に

硬い土地(粘土質の土地・砂地・農地)

硬い土地で1.5tまでの車(重機)ならディバン薄型タイプがおすすめです。1.5t以上ならWボードがおすすめです。4t以上ならWボード厚型タイプがオススメです。
硬い土地では安定した利用ができます。Wボード・ディバンともにプラスチック敷板は軽いのでズレる可能性があります。ズレや移動が気になる場合はアンカーや専用の連結金具での固定がおすすめです。固定によって敷板がズレず安心してご利用いただけます。
用途:仮設駐車場、通路の養生、砂ぼこり、汚れ防止など。

※Wボード薄型を利用(乗用車の駐車場に)
事例:建設工事時インターロッキングの汚れ防止に

コンクリート・アスファルト(ヒビがない状態)

コンクリート・アスファルトの場合、プラスチック敷板は問題なく利用できます。
ヒビや割れが入っている場合は、突起物・くぼみの形状で割れる可能性があるので、補修をしてから敷設することをおすすめしています。
用途:インターロッキング保護、アスファルトのへこみ防止など

※Wボード厚型を利用(30tトラックが走行するため)
事例:アスファルト保護に

いかがでしたか?Wボードディバンの選び方のヒントになれば嬉しいです!
もしご不明な点がございましたら 電話0800-080-4135まで、ご連絡ください!何が一番よい方法を一緒にお探しします。

この記事を読んでご不明な点や実際の商品を確認したいなどございましたら、お気軽にメールフォームにてご連絡くださいませ。
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