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プラスチック敷板の原料での違いとは?

プラスチック敷板の原料での違いとは?
  • プラスチック敷板

敷板netで販売しているプラスチック敷板は、ウッドプラスチック製の敷板です。ただ、「他メーカーの商品」と「敷板ネットのWボード」の違いは分かりにくいのではないでしょうか?
そこでプラスチック敷板の素材の違いについて、敷板netがお客様にお答えしている内容をお伝えします!

プラスチック敷板の商品は、「プラシキ」「こうじばん」「リピーボード」「スーパージュライト」「プライター」「BANBAN」などがあり、他にもさまざまな名称の商品がありますね。敷板ネット販売のプラスチック敷板は「Wボード」です。

他メーカー商品とウッドプラスチック製敷板「Wボード」素材の違いは?

Wボードは木質バイオマスとポリエチレンの複合材「ウッドプラスチック」です。では他のメーカーの素材と何が違うのか、ご説明します。

敷板Wボードの写真

ポリエチレン(PE)

プラスチック素材の中において最も価格が安く、加工しやすい素材の一つです。耐薬品性や電気絶縁性は高く、柔軟で低温でももろくなりません。日本で生産されているプラスチック敷板はこの素材が多いです。
また、再生ポリエチレンを使用している製品もあります。
ポリエチレンを使っている商品は、「リピーボード」「スーパージュライト」「プライター」などです。

ポリエチレン(PE)製敷板の特徴

メリット:敷板自体が柔らかく、曲げに強いです。凹凸のある土地に敷くと土地になじみ、土地の形に変形します。使用後はフラットな場所に置き重しをすればある程度元に戻ります。

デメリット:柔らかすぎる土地だとたわみすぎる場合があります。

高密度ポリエチレン(HDPE)

中圧法または低圧法により重合されるため密度が高く、ポリエチレンよりも剛性・強度が高いです。融点は150℃でポリエチレンに比べて高温に耐える特性があります。価格はポリエチレンより高いです。高密度ポリエチレンを使っている商品は、海外製のものに多く「プラシキ」「こうじばん」などです。

高密度ポリエチレン(HDPE)製敷板の特徴

メリット:ポリエチレンより硬く、強度があります。多少の凹凸なら、土地になじまずにピンとまっすぐな形状を保ちます。

デメリット:固く作られているため敷板が反ったり変形した場合は戻りにくいです。局部荷重がかかるといっきに裂けてしまう場合があります。

ウッドプラスチック

当社販売の敷板「Wボード」は木質バイオマスとポリエチレンの複合材「ウッドプラスチック」です。東京大学が開発し世界で初めて実用化された素材です。配合する木粉とプラスチックには廃材を利用することができるため、環境に配慮した材料です。

ウッドプラスチック製敷板での特徴

メリット:他のプラスチック敷板より安い価格で提供できる事です。理由は、ポリエチレンだけでなく木質バイオマスを使っているためです。ポリエチレンと同じ性質をもっており、「柔らかく、曲げに強い」特徴です。使用感はポリエチレン100%と同じです。

デメリット:ポリエチレンと同じく柔らかすぎる土地だとたわみすぎる場合があります。

それぞれの素材をご説明しました。全体的に言えばポリエチレンで製造された敷板なので、耐荷重・強度はほぼ変わりません。使い方も「土地を整地する」「石などの突起物は撤去する」は変わりません。

ではどの敷板を選択すればよいのでしょうか?

プラスチック敷板の選び方

1、固さで選ぶ

プラスチック敷板が硬い方がよい方は、「プラシキ」「こうじばん」などの海外メーカーを選ぶのをおすすめしています。土地になじむ方がよい方は、「リピーボード」「スーパージュライト」「Wボード」をおすすめしています。

2、板厚で選ぶ

板厚は、約13mmの厚型タイプと、6~8mmの薄型タイプがあります。13mmの板厚は大型車両や重機の走行におすすめです。6~8mmの板厚は、一般車両の走行や仮設駐車場におすすめです。

3、滑り止めの形で選ぶ

メーカーそれぞれ滑り止めの形状が違います。高さが高い滑り止めは「プラシキ」「こうじばん」などで8mmの高さの滑り止めです。低い高さの滑り止めは、「リピーボード」「スーパージュライト」「Wボード」などで2mm程度です。滑り止めが高いとタイヤでのスリップ防止につながります。滑り止めが低いと、台車の走行や小型フォークリフトの走行などに向いています。

滑り止めの形状比較の図

いかがでしょうか?プラスチック敷板のご検討材料になれば嬉しいです!
プラスチック敷板の性質を理解しつつ、安心・安全な工事や仕事を行って頂きたいといつも心に願っております!
また、「こんな使い方できるの?「〇〇の事例はないの?」などお問い合わせいただければ、ない情報がありましたら調べてお伝えいたします。ぜひお気軽にお問い合わせください!

この記事を読んでご不明な点や実際の商品を確認したいなどございましたら、お気軽にメールフォームにてご連絡くださいませ。
スタッフ一同、お待ちしております!

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