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5×10(ゴットウ)サイズのプラスチック敷板がない理由は?

5×10(ゴットウ)サイズの大きさのプラスチック敷板がない理由は?
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工事現場では敷鉄板をよく見かけますが、「5×10(ゴットウ)」(約1500mm×3000mm)は敷鉄板のサイズの中で一番多く使われているサイズです。
お客様より「5×10のプラ敷板はないの?」とご質問をいただきます。この質問は本当に多くの方からいただいております。
実はプラスチック敷板に5×10サイズの物はなく最大で4×8サイズです。
では、なぜ5×10が重宝されるのでしょうか。加えてプラスチック敷板に5×10がない理由?をお答えします。

5×10サイズが重宝される理由は?

理由は、「10トントラックの横幅に対して5×10サイズがちょうどよいため」です。

10トントラックの横幅は約2.5mです。5×10サイズは長辺が3mあるため、10トントラックが走行するのに1枚でちょうどよい大きさです。4×8サイズだと長辺が2.4mとトラックの幅より小さいです。2枚で10トントラックを養生できますが、5×10よりも枚数が多くなってしまうため、5×10サイズが重宝されるのです。
こんなに重宝される5×10。ではなぜプラスチック敷板にはないのでしょうか?

敷鉄板とプラスチック敷板で10トントラックを養生した時の比較の図

プラスチック敷板に5×10サイズがない理由は?

1、重さが重くなってしまい、人の手で運べなくなる

重さが重くなってしまい人の手で運べなくなるのが一番の理由です。プラスチック敷板の特徴は「軽くて重機を必要としない」「人の手で運べるため狭い通路の養生が可能」です。5×10サイズのプラスチック敷板ですと1枚約120kg※となり1人では運べません。
※重さ約120kgは4×8サイズ40kgの1平米あたりの重さを計算して算出しています。

2、大きくなるとたわみ、強度が弱くなってしまう

プラスチック敷板は敷鉄板とは違い、柔らかく土地になじむ性質を持っています。
大きいサイズになるとたわみ過ぎ、割れてしまう可能性があります。例えば、長い割り箸を割るのは簡単ですが、短い割り箸を割るのは強い力が必要です。
簡単にいうと寸法が大きいほど強度は小さくなるので、割れやすくなってしまうのです。
現在、プラスチック敷板は4×8サイズしかありませんが、軽くて丈夫な素材が新技術として登録されたら5×10サイズのプラスチック敷板も出てくるかもしれません!
プラスチック敷板の性質を理解しつつ、安心・安全な工事や仕事を行って頂きたいといつも心に願っています!
また、「こんな使い方できるの?「〇〇の事例はないの?」などお問い合わせいただければ、ない情報がありましたら調べてお伝えいたします。ぜひお気軽にお問い合わせください!

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