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プラスチック敷板連結金具の用途別の連結金具の選び方とは?

プラスチック敷板連結金具の用途別の連結金具の選び方とは?
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本日は、お客さまから問い合わせをいただいた「プラスチック敷板は、固定が必要?固定するには何がおすすめ?」というご質問にお答えします!

プラスチック敷板は、固定が必要?固定するには何がおすすめ?

プラスチック敷板は軽いため、固定はあったほうが安心です。

理由は、プラスチック敷板は1枚40kgと人の手で持ち上げる事のできる軽さなので、車が走行するとズレてしまいます。今まで敷鉄板のみを利用されていらっしゃる方は「固定は不要」と考える方が多いのではないでしょうか。しかし、プラスチック敷板は固定せず利用すると、敷板がズレてしまい工事の作業が止まってしまうので注意が必要です。

では、プラスチック敷板を固定する金具はどんなものがあるのか?こんな用途ならどの金具がおすすめなのか?をご説明します。

プラスチック敷板を固定する金具はどんなモノがあるの?

アンカータイプ

アンカータは地面に打ち付けて固定するタイプの金具です。杭タイプ・L字タイプ・U字タイプなどがあります。
素材は、鉄やアルミなどで作られています。ホームセンターでも販売しており、気軽に手に入りやすい資材です。100円~1000円など幅広い価格で販売しています。

連結タイプ

敷板同士を連結するタイプには、「引っ掛けて固定するタイプ」「ネジで止めるタイプ」「結束バンドで固定するタイプ」があります。

引っ掛けて固定するタイプ

敷板netでは「Unico型」という名称で販売しています。敷板の4隅の穴に引っ掛けるだけで簡単に固定できます。注意点として、金具付近で重機を走行させたり、徐行せずに走行するとはずみで金具が外れてしまう場合があります。

ネジで止めるタイプ

敷板netでは「プレート型」という名称で販売しています。敷板の4隅の穴をネジで固定します。しっかり固定されるので外れることがありません。注意点としてネジの頭部が敷板よりも出ているため、重機走行の際ネジ山がつぶれてしまいネジが外れない…なんてこともあります。

結束バンドで固定するタイプ

梱包などの資材で使われるプラスチック製のバンドタイプです。強度は鉄やアルミには劣りますが、結束方法で4つ角の固定が可能です。注意点として走行の際に結束バンドの上を走行するとプラスチックの金具が壊れる可能性があります。

用途別おすすめ金具

地面が土の場合はアンカータイプがおすすめ!

養生する地面が土の場合は、アンカータイプがおすすめです。アンカータイプは地面と敷板をしっかり固定するためズレにくいです。敷板の枚数が1枚でも使用ができます。
選ぶ際のポイントは、土地に刺す部分は20cm以上の物を選ぶと抜けにくいです。
設置する際のポイントは、電動ドリルで地面に穴を開けてから行うと設置しやすいです。

地面がアスファルトの場合は連結タイプがおすすめ!

養生する地面がアスファルトやコンクリートの場合は、連結タイプがおすすめです。U字アンカーだと「土地に刺せない」「アスファルトが傷ついてしまう」ためです。
※なお、注意点として、2枚の敷板を連結しても重量が80kgにしかならないため、重機が走行すると2枚が同時に動いてしまいます。
対応策としては、10枚以上など枚数を多くすることで比重が重くなり動きにくくなります。

引っ掛けて固定するタイプ

大型重機や大型トラックの走行なら引っかけて固定するタイプ「Unico型」がおすすめです。理由は上面がフラットな金具のため走行する際に変形することが少ないためです。しかし、衝撃で外れやすいという欠点もあります。外れる場合は、速度が速い、敷板の上でよじったり、急な曲がり方を行っている場合です。

ネジで止めるタイプ

「連結部分に重機やトラックが乗らない」「敷板が単体でズレるのを防止したい」という方は「プレート型」がおすすめです。ネジでしっかり固定するので敷板が単体で動く事はありません。

結束バンドで固定するタイプ

歩行者用通路や床を傷つけたくない場合は、連結用バンドがおすすめです。安価で連結することができます。

ご自身の用途にあった金具は見つかりましたか?
プラスチック敷板の性質を理解しつつ、安心・安全な工事や仕事を行っていただきたいといつも心に願っております。
「○○の用途で利用したいけど使えるか分からない」「強度について詳しく知りたい」など疑問がございましたらお気軽にご連絡お願いします!

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