プラスチック敷板用連結金具の設置の仕方や種類は? また、必要な本数はいくつ?

- プラスチック敷板
今回は、「連結金具を使って敷板を固定したいんだけど、何本必要なの?」というご質問にお答えします。
プラスチック敷板は軽いため、車や重機が勢いよく走行したり、敷板の上で発進・旋回するとずれてしまう場合があります。そのため、敷板同士、または敷板と土地を固定金具でとめることをおすすめしています。
しかし、連結金具は複数の種類があり、どれを何本必要かもわからない……という質問を多くいただきます。
・どの連結金具を使えばいいのか?
・いったい何本必要なの?
・どうやって固定するの?
本日は、こういった疑問を解決してまいります!どうぞ最後までお付き合いください!
プラスチック敷板の固定金具の種類について
当社販売の連結金具は「U字アンカー」「Unico型」「プレート型」の3種があります。
U字アンカー
U字アンカーは敷板2枚と土地を同時に固定する事ができます。土地に固定するので、敷板が一番ズレにくいのがU字アンカーです。

Unico型
Unico型はコンクリート・アスファルトなど土地を傷つけたくない場合におすすめです。
上面がフラットになっているため、大型トラックや重機などの走行におすすめです。メリットは、引っ掛けるだけで簡単に設置することができ、取り外しも簡単に行えます。デメリットは、走行中に土地の振動で敷板が外れやすいです。

プレート型
プレート型はコンクリート・アスファルトなど土地を傷つけたくない場合におすすめです。
メリットは、ネジで固定するので簡単に外れません。デメリットはネジ山がつぶしてしまい外れにくくなる可能性があることです。

敷板の枚数に対して連結金具の算出方法
設置のコツ
1、敷板同士は2~3cm離して設置する
2、四隅すべてを固定しない
プラスチック敷板は温度変化により膨張・収縮をします。気温の変化が10℃以上あると、プラスチック敷板は2~3cm膨張・収縮します。
四隅すべて固定すると、膨張した敷板の逃げ場がなくなり、上方向に盛り上がり変形します。
連結金具の算出方法
1列敷く場合…敷板の枚数+3本
2列敷く場合…敷板の枚数+(敷板の枚数÷2)+1本
3列敷く場合…敷板netまでお問い合わせください!
1列の場合の金具の設置方法
1列の場合は、交互に固定することで少ない本数で固定ができます。1列での設置の場合は、仮設通路で軽トラックや1トラックなど比較的小型車での走行での利用が多いため、少ない本数でもズレが生じにくいです。
下の図は敷板10枚を1列に敷設した場合の連結金具の設置方法です。
敷板10枚の場合は「10本(敷板の枚数)+3本=13本」です。

2列の場合の金具の設置方法
2列の場合は、設置の中部分を固定する事で敷板の膨張の際のズレや重なりを軽減できます。最低、敷板の枚数=金具の本数でも固定は可能ですが、四隅は反りやすいため部分的に固定することで、重機が引っ掛かりズレることが少なくなります。
下の図は敷板10枚を2列に敷設した場合の連結金具の設置方法です。
敷板10枚の場合は「10本(敷板の枚数)+5枚(敷板の枚数÷2)+1本=16本」です。

連結金具をご検討の際は、ぜひ金具の算出方法をご確認ください。ご不明な点や、算出をご依頼の方は「敷板net TEL0800-080-4135」までお気軽にご連絡ください!