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溝を通過するごとにアスファルトが壊れる問題をプラスチック敷板で解消

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  • プラスチック敷板
  • アスファルト保護

道路と敷地の間の段差を敷板で解消した京都の運送会社様の事例です。その会社には、道路とトラックが置かれているスペースの間に溝がありました。

安全に通過するためにいちいち溝の前で車を止めていたのですが、そのたびにアスファルトに負荷が掛かって徐々にヒビが入ってしまったのです。ヒビは補修をしなくてはいけません。しかし、トラックが通り続けるという状況が変わらなくてはまたアスファルトは破損します。

そこで敷板を利用する方法を試していただきました。結果として低価格で迅速にアスファルトの保護をすることができました。

溝を通過するためにできてしまったアスファルトの破損

運送会社で使用される事業用トラックには、小型、中型、大型の3種類があります。重さはそれぞれ小型が2t、中型が4t、大型が10tになります。

国土交通省の定めた基準に、「疲労破壊輪数」というものがあります。これは、日本の舗装路に「49キロニュートン」の負荷を何度加えるかでヒビが発生するのかを計測して作られた基準です。キロニュートンとは力の単位で、重力の与える影響を示しています。

1ニュートンが102gなので、49キロニュートンは×49,000をして約5tです。つまり、2〜10tのトラックが毎回一旦停止すると、アスファルトに相当の負荷を掛け続けてしまうのです。結果として舗装が破損してしまいました。

鉄敷板かプラスチック敷板かで比較検討

当初は鉄製の敷板を用いて溝との段差解消を試みたそうです。しかし、鉄製の敷板は重量がかなりあることと、費用がかかることがネックでした。

もし一度ずれてしまうともとに戻すのが大変ですし、一度破損したら取り替えも大変です。

プラスチック敷板の場合、強度は鉄敷板には叶いませんが人力で十分移動できる程度の重さしかありません。価格を比較すると、150×60cmの鉄敷板が14万円なのに対して、同等のサイズのプラスチック敷板の場合、2万円程しかかかりません。

また、軽量なため敷鉄板よりもさらにずれやすいという問題もありましたが、地面に釘で固定するという解決策をみつけることができました。

結果・低価格で迅速に対処ができてよかった

プラスチック敷板を段差に被せたところ、ズレやすさという問題はあったもののトラックが通過するときの一旦停止の圧力からアスファルトを守ることができるようになりました。

アスファルトのヒビを放置しておくと、段差そのものに影響してしまったかもしれません。公共道路まで破損させてしまう前に、低価格で問題解決ができたということでご満足いただくことができました。

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