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ゴムマットの使用方法と注意事項

ゴムマットの使用方法と注意事項
  • ゴムマット

工事現場から施設内のマットとして使われるゴムマット。ゴムマットの具体的な使用方法についてご紹介したいと思います。

1.ゴムマットの使用方法

ゴムマットの用途ごとに、大きく分けて使い方をご紹介します。

1、養生

使用場所:工事現場の舗装道路や未舗装路、砂利土地の駐車場など

重機が通行するアスファルトの道路やご自宅の砂利土地など、路面の養生や保護にゴムマットがおすすめです。工事現場では、敷き鉄板が使用される事が多いですが、設置にコストや労力がかかります。ゴムマットは軽いので、人力で簡単かつコストも削減できておすすめです。また未舗装路では、泥はねなどを防ぐことができ便利です。ご自宅の砂利土地の駐車スペースに敷くと、砂利がタイヤに挟まったり車の出入りで砂利が道路に出てしまうことも防げます。ゴムマット厚は、駐車スペースであれば5~10mm、工事現場などの車両通行場所では10~20mm程度をおすすめします。

使用場所:学校のグラウンドなど

学校行事でグラウンドを使用したり、校内の工事などで資材搬入のためグラウンドを車両通行せざるを得ないことがあるかと思います。グラウンド全面にゴムマットを敷くとなると大変ですが、工事車両の搬入路や、通行の際、気になる凹凸にゴムマットを敷くだけでも違います。荒 れた校庭を元に戻すのは大変な作業です。簡単に設置できるゴムマットを常備されていると便利かもしれません。

2、滑り止め

使用場所:工事現場の通行路、スロープなど

車椅子やベビーカーなどでスロープを使用する時、傾斜で滑りそうに感じることがあると思います。ゴムマットを敷くことで滑り止め効果はもちろんのこと、工事現場などでは、見た目にも通行路だと分かりやすくなります。また、クッション性もあるため、足への負担や車椅子やベビーカーに乗車される方への衝撃も緩和されます。滑り止めとして使用される場合、より効果の高いエンボス加工を施したゴムマットがおすすめです。ただし雨天時は、ゴムマットの表面がぬれて逆に滑りやすくなる場合がありますので、使用される際はご注意ください。

工事現場の通路にゴムマット

3、キズ防止・床面保護

使用場所:トラックの荷台やパレットの天板など

トラックの荷台やパレットなど、ゴムマットを1枚敷くことで荷物だけではなく荷台や天板のキズを防ぐことができます。ゴムマットは滑りにくいので、荷物のズレも防ぐこともでき、積載物の保護にもつながります。エンボス加工がある3~5㎜厚のゴムマットがおすすめです。

トラックの荷台にゴムマット

4、安全対策

使用場所:イベント会場など

イベント会場では音響や飲食ブースの発電用ケーブルを使用することが多いですよね。人の通行を妨げない場所に設置できれば良いですが、通路をケーブルがまたぐことも多いものです。イベント会場など人の多い場所では、足下に注意がいかずつまずいたり、台車通行によるケーブルの断線などにつながり危険です。ゴムマットがあれば、ゴム特有のクッション性でケーブルを保護することができ、つまずきや断線の防止もできます。屋外であれば天然ゴム、屋内使用であれば臭いの少ない合成ゴムがおすすめです。マット厚は、5㎜くらいまでがおすすめ。厚すぎると逆にマットにつまずいてしまうこともあるので、ご注意を。

イベント・観光地の段差にゴムマット

5、防音・防振

使用場所:スポーツジムなどのトレーニング施設

ダンベルやバーベル、トレーニング器具を使用する時、音が気になりトレーニングに集中できなかったりすることがあります。ゴムマットを敷くことで、防音・防振効果があり、器具による床面保護や滑り止め効果もあるため、安全に集中してトレーニングができます。靴底のリサイクルゴムチップを使用するなど、ゴム特有の臭いを抑えた製品もあり、室内でも安心して使用することができます。

6、防草(雑草防止)

使用場所:駐車場や家の周辺など

人や車の通行が少ない場所など、雑草が多くて管理が大変だったりしますよね。そんな場所で日光を遮る防草シートとして、ゴムマットを使用することができます。比較的安価な天然ゴムの3~5㎜厚のゴムマットで十分です。ゴムマットはある程度重さがあるので、家周辺など強風の心配がない場所では、敷き詰めるだけで簡単に設置することができます。

ゴムマットを使用する上での注意事項

様々な場面で使用することができ、とても便利なゴムマットですが、使用していただく上で気をつけていただきたいことも。ゴムマットの購入・使用の際には、下記のことにご注意ください。

  • ゴムマットは原料ゴムの種類により、特有の臭いのある製品があります。屋内使用の場合は材質をご確認の上、ご使用ください。
  • 車両通行する場所での使用など、ゴムマットにズレが生じる場合がありますので、ご注意ください。
  • 軽量ゴムマットは、強風で飛ばされる場合があります。専用金具等で固定または、一時的に撤去していただくようお願いします。
  • ゴム製品の特性上、気温の急激な変化による反りや収縮、劣化などが生じる場合があります。
  • 砂利土地などでの使用は問題ありませんが、砕石やコンクリートガラなど、鋭利な物の上での使用はゴムマットに破れが生じるおそれがありますので、お控えください。

ゴムマットの使用方法と注意点についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?「その使い方、良かったよ~」とか「こんな便利な使い方もあるよ!」など教えていただけると、私も勉強になりますのでぜひぜひ教えてくださいね。

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