砂利駐車場編:凹みを無くし、滑らかにする方法や補修策をご紹介

こんにちは!敷板netです。
今日は、砂利の駐車場にへこみができちゃう……というお悩みをいただいたので、なめらかにする方法4選を調査し、徹底比較しました!
砂利の駐車場にへこみができてしまう!
Q. 駐車場が砂利なのですが、車の出入りが多く、タイヤが載る部分がすぐに陥没し、凹みができてしまいます。 晴れた日は気にならないのですが、雨が降るとへこみができた部分が水たまりになり、泥が跳ねたり靴の中に水が入ったりしてとても大変です。 へこんでしまった部分に砂利を追加して穴をふさぐのですが、またすぐに穴があいてしまい、また砂利を入れて……の繰り返しです。 アスファルトやコンクリートの舗装をすれば少しはいいのかもしれませんが、費用が気になります。 あまり費用をかけずに砂利の駐車場のへこみを改善したいのですが……なにかいい方法はありませんか? |
こんな悩みを抱えている方多いのではないでしょうか?
砂利の駐車場のへこみを修復・改善する方法はいろいろある!
砂利の駐車のへこみは同じ場所を同じタイヤが毎日通るためにできてしまいます。
改善する方法は、おもに以下の2つがあります。
①舗装する
②穴をふさぐ
①舗装する
舗装には一般的にアスファルトとコンクリートの2つの方法があります。「アスファルト舗装」と「コンクリート舗装」ってそもそもなにがちがうの? という比較をしてみました!
②穴をふさぐ
穴をふさぐ方法にもいろいろありますね。 固まる砂を使う、なにかを敷くなど。 今回は「固まる砂を使う場合」と「プラスチック敷板を使う場合」で比較をしてみます!
アスファルト舗装、コンクリート舗装、固まる砂にプラスチック敷板……いったい砂利の駐車場のへこみには、どの方法が一番合っているのでしょうか?
これらの方法に対して特徴や利点・欠点を徹底比較をしてみました!
①舗装する ②穴をふさぐ それぞれのメリットとデメリット
①-1 アスファルト舗装
アスファルト舗装とは、砕石や砂とアスファルトを加熱し混合した「アスファルト合材」をならして施工する方法です。
アスファルトの温度が50度以下にならないと、車を走行させることができません。
50度 よりも高い温度で使用してしまうと、あとが残り、轍や溝ができてしまいますのでご注意くださいね!
メリット
- 単価が安い
- 施工後数時間で解放できる
- 工事にかかる時間が短くて済む
- 排水性が良く静音性も高い
デメリット
- 耐久性が低いためひび割れ・凹みなどができやすくたびたびの補修が必要
- 真夏の昼間などはうっかり触れると火傷してしまうほど高温になる
アスファルトの舗装費用は?
- 1平方メートル(1m×1m) 約5,000円~
①-2 コンクリート舗装
コンクリート舗装はアスファルトの合材が「コンクリート」に変わったもの。特徴としては、アスファルトと比較するとと~っても硬くて丈夫です!
前述のアスファルトの場合、薬品やガソリンなどをこぼしてしまうとそこから劣化してしまうのですが、コンクリートの場合はこういった薬品・ガソリンの影響を受けにくくなっています。
メリット
- 固くて丈夫
- 耐久性に優れているため補修頻度が低くて済む
- 真夏などでも表面の温度上昇がアスファルトと比べて大きく抑えられる
デメリット
- 単価が高い
- 温度変化による伸縮を考えて継ぎ目を作らなければならず、施工後数日間の時間が必要なため、工事完了までに時間がかかる
- 金鏝仕上げにすると表面は綺麗だが、雨の日などは非常に滑りやすくなる
- 結露しやすい
コンクリートの舗装費用は?
- 1平方メートル(1m×1m) 約10,000円~
②-1 固まる土 (固まる砂)
砂やセメントでできていて、水をかけるとカチカチに固まります。庭や駐車場などの地面に敷いて固め、雑草を防ぐ目的として使われています。 ホームセンターでもよく見かけますね!
メリット
- 日光の照り返しが少ない
- 保水性・透水性もあるので水溜りができにくい
- 防草効果が抜群
デメリット
- 日当たりが悪いと苔が生える
- 強度がとても弱い、歩くことが多い場所などに使うと、年数が経つと必ずヒビ割れてくる
- 経年劣化して割れると、端っこの方の固まっていた土がポロポロ取れてくる
- 固まる土を駐車スペースや車道には強度的に向いていない、へこんでくる
固まる土(固まる砂)の費用は?
- 1平方メートル(1m×1m×5cm)
- 20㎏の場合 3,480円~ 固まる土ハイドサイド20kg
- 100㎏ の場合 16,800円~ 固まる土ハイドサイド20kg×5袋
②-2 プラスチック敷板
プラスチック敷板とは「合成樹脂」でできた板のこと。敷き鉄板の代用品としてプラスチックで作られています。樹脂製敷板で使われるプラスチックは主に「ポリエチレン」で作られており、他にも様々な素材を組み合わせてプラスチック製敷板が製造されています。鉄板に比べると安くて軽いのが特徴なんです。
メリット
- 軽くて施工が簡単
- 移動が簡単にできる
- 工事が必要ない
- 土地になじむ(丘状や窪地でも!)
デメリット
- 耐候年数が5年~10年(硬くなり、割れてしまう)
- 鋭角なものが下にあれば割れる
- 軟弱すぎる土地だと変形しやすい
- 端から反ってしまう(焼きイカのように)
プラスチック敷板の費用は?
- 1平方メートル(1m×1m) 8,225円~
- ※910mm×1820mmの製品の場合、1枚当たり13,640円~ ウッドプラスチック製樹脂敷板「Wボード36」
まとめ
砂利の駐車場のへこみ対策、いろんな方法がありますね! そんな中でも、おすすめなのは……!
価格面と手軽さを考えると断然プラスチック敷板です! へこんでしまったところにだけ敷くこともできるので、1枚から使えるのがほんとうにすばらしいです♪
長持ちさせることを考えればコンクリート舗装が一番おすすめです! 価格は高いけど、その分強度はありますし、何より安心。安定感を求めるなら断然、コンクリート舗装です。
方法はいろいろありますが、ご自分の予算や広さ、耐久年数などを考慮して決めるのが一番です。最近は見積もりや相談には無料でのってくれるところが多いので、困ったらプロに相談するのが一番です!