インターロッキングの保護に最適な方法は?

- プラスチック敷板
インターロッキングとは、レンガ調のコンクリートブロックで歩道を色鮮やかに変えて景観をよく見せることができるものです。おしゃれで景観をよくするインターロッキングですが、アスファルトやコンクリートよりも弱く、衝撃で欠けてしまったり、割れてしまうこともあります。工事に10tトラックやバックホーを使う場合は、インターロッキングは保護しなければ壊れる原因になります。
インターロッキングの保護にはプラスチック敷板が一番おすすめな理由をお客様の質問を例に紹介します。
「インターロッキングにバックホーや大型重機が通るのに利用したい。インターロッキングを傷つけないためにプラスチック敷板は使えるのか?」
お客様の課題は、インターロッキングを傷つけないこと。このご質問、たくさんの方から寄せられています。結論からいいますと、インターロッキングの保護にプラスチック敷板は使えます!
実は、敷鉄板でもゴムマットでもコンパネでも使用できるのですが、上に乗る車両の重さや性質でオススメは変わってきます。
コンパネ | ~1tトラック ※それ以上の車両を使う方もおられます |
ゴムマット | ~10tトラック ※敷鉄板との併用で使われてる方が多いです。 |
プラスチック敷板 | ~20tトラック・重機 ※ゴムのタイヤではない重機の場合は注意です |
敷鉄板 | ~大型重機もOK ※地盤が沈む事が心配 |
※敷板ネット調べなので、ご意見頂けると嬉しいです!
ただ、どの商品を使うにあたっても、地盤の柔らかさや使い方でインターロッキングが割れてしまう可能性もあります。ちなみに、プラスチック敷板を使う場合、気を付けなければならない事が2点あります。
インターロッキングの保護について気を付ける事は?
1、尖った石や固い物がない状態で敷く
プラスチック敷板とインターロッキングの間に尖った石や固い物があると、敷板が破断したり、インターロッキングが傷ついてしまうことがあります。設置する前は尖った石や固い物を撤去してから敷く事をオススメしています。
2、敷板がズレると傷または敷板の削りカス(汚れ)がつく場合がある
プラスチック敷板は、1枚最大40kgと軽いので、車両が走行した場合に敷板がズレてインターロッキングの目地にプラスチックの削りカスが入って汚れの原因になる場合があります。
そんな時は、「敷板同士を結束バンドで固定してズレないようにする」「プラスチック敷板の下にブルーシートを敷く」などを行うと、安心して利用することができます。

※写真の地面は私有地のコンクリートですが、傷つけないためにブルーシートをした上で敷板を設置しています。こうすることで、コンクリートを保護・汚れ防止にも繋がっています。
3、その他プラスチック敷板以外で気を付けること
- バックホーのようなクローラーベルトで走行する重機はベルトをゴムで保護をする。
※クローラーベルトを保護することで、地面にかかる衝撃をおさえます。 - 地盤がゆるい所ならゴムマットと敷鉄板の2段使いがオススメです。
※地盤がゆるい所では、プラスチック敷板も土地になじんで沈んでしまう可能性があります。ゴムマットを敷いた上に鉄板を敷く事で、ゴムマットが衝撃を吸収してインターロッキングを保護します。 - アウトリガーに使う場合は、専用の敷板を使ってください。プラスチック敷板はアウトリガーに使用すると、割れてしまう可能性があります。
プラスチック敷板の性質を理解しつつ、安心・安全な工事や仕事を行って頂きたいといつも心に願っています!
また、「こんな使い方できるの?「〇〇の事例はないの?」などお問い合わせいただければ、ない情報がありましたら調べてお伝えいたします。ぜひお気軽にお問い合わせください!