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配送中に額縁が割れるのを防ぐ梱包方法とは?

配送中に額縁が割れるのを防ぐ梱包方法とは?
  • 緩衝材

額縁は、美術品を守ったり、飾るために装着することが多いですが、配送するには、ガラスの破損や額縁本体の損傷を防ぐための梱包が筆用になります。ガラスが割れやすい上に、額縁そのものも複雑な装飾がついていたり、時間が経って劣化している事があるからです。
額縁の輸送には、大きく2つのポイントがあります。一つは箱と額の間に隙間を作らないこと、もう一つは箱そのものを頑丈にすることです。
そこで今回はこの2点に着目して、美術品としての額縁を安全に発送する方法を紹介しましょう。どのような緩衝材を用いればいいのか参考にしてください。

箱の隙間を埋めるために発泡スチロールやエア緩衝材を使う

まず、箱と額縁の間に隙間を作らない方法です。発泡スチロールとエア緩衝材を併用する方法がおすすめですね。まず、プチプチのように柔軟性が高いエア緩衝材で額縁全体を包みます。このとき縦に一方向、横に一方向と二重に包むと強度も出せます。
次に、箱の幅きっちりに額が収まるように発泡スチロールを詰めます。角に合わせて切り抜く、薄い発泡スチロールの板を前と後ろにはめ込むなどの方法がありますが、額縁の角と箱の角の間に発泡スチロールを噛ませるようにすると、安定性が増します。取り出すときも箱から外しやすくなるでしょう。
ポリエチレンのシートを巻くのも効果的な方法ですね。額縁が大きくて複雑な形をしているときなどは、プチプチで包んだ上からポリエチレンシートを重ねるといいでしょう。

額縁とガラス面の段差をなくすためにバラ緩衝材を詰める

額縁とガラス面に大きな段差があると、箱との間に空間ができてしまいます。そのままにしておくと、大きな衝撃が加わったときにガラスが割れるかもしれません。
そこで、バラ緩衝材の小粒のサイズのもの撒いて段差を解消するなどの措置を撮っておきましょう。プチプチを細かく切ってバラ緩衝材の代用にすることもおすすめです。

強化ダンボールを使って箱を作る

額縁にぴったり合う大きさのダンボールがあればそれを使ってください。ない場合は自分で採寸して箱を作らなくてはいけません。その際、強化ダンボールの箱を使うと箱自体の強度がかなり増すので、繊細な絵画を保護することができます。強化ダンボールは通常のダンボールを二重にした構造になっているので、紙でできていますが耐荷重量も約3kgと頑丈です。軽さと強さを備えた絵画などによく使われる梱包資材となっています。

箱を二重にするとさらに安定性が増す

「たとう箱」という布を引いた箱に額縁を入れ、その周囲をエア緩衝材で包み、それからダンボールに入れるという方法もあります。この場合は、一つ目の箱に入れたとき、箱の中で額縁が動かないかよく確かめてください。動きが感じられる場合には、その中に更にもう一枚ポリエチレンなどの緩衝材をかませるといいでしょう。

額縁の破損は隙間を作らないことがポイント

額縁の発送のためにおすすめな梱包方法について解説してきました。一番重要なのは、箱の中で額縁がグラグラ動かないようにすることです。
最適な緩衝材はポリエチレンシートや発泡スチロールで、構造的に弱い場所にはエア緩衝材を併用するといいでしょう。
とくにエア緩衝材は内部に入った空気がクッション性能を高めるとともに、使い方によっては強度も出すこともできます。そのため、額縁のような中心が空洞になった複雑な構造の製品の配送に最適な緩衝材なのです。

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