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りん木の価格について。木製とプラスチック製それぞれの値段と費用対効果

りん木の価格について。木製とプラスチック製それぞれの値段と費用対効果
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資材の仮置のためのりん木を探していると、相場がなかなかわからなくて困るということがあるのではないでしょうか。木材をカットしたり、端材を転用するりん木には、サイズを調整して販売されているものや、購入したあと自分で好みの長さに切るものなど様々な商品があります。
また、木材なのでどうしても劣化が速いのですが、どの程度で買い替えなくてはいけないかの目安が分かりづらい特徴も。そのため、どの商品を購入するとコストパフォーマンスがいいのか判断がつきにくいのです。

そこで今回は、木製りん木の平均的な価格の傾向と、樹脂製のりん木と比較したときの費用対効果について解説します。どの商品を購入するかの参考にしてください。

木製のりん木の平均価格は5000円程度

市販されている角材やりん木の価格帯は、平均して一本5,000円程度です。もちろんこれは長さ、幅、高さ、木の種類や加工の状態で変動します。
芯持ち材を使っているのか、割材を使っているのか、しっかり乾燥しているのか、などの条件の違いからも価格は異なるものです。
一般的に、30〜100本ほどセットになった角材が30,000円前後で販売される場合が多いです。そのため一本あたりの平均価格が5,000円前後になります。

りん木の耐久性と買い替えの頻度

木は湿気や圧力の影響で徐々に劣化するものです。なので、木製のりん木を使うなら定期的に買い直さなくてはいけません。

一般的に材木の耐用年数は、樹齢とほぼ等しいとされています。つまり、樹齢が50年くらいの材木なら50年間は使用に耐えるということですね。しかしこれは家具や家屋に使用された場合なので、りん木に当てはめると少し違ってきます。耐久性に優れた杉やヒノキでも、常時屋外に置くことで細菌の繁殖や風化を招きます。

特に菌類は木の細胞を作るセルロースやリグニンを分解して餌にするので、あっという間に組織がぼろぼろになってしまうのです。置かれた環境にもよりますが、このような劣化の影響で、木製のりん木の耐用年数は短いと数年にしかなりません。

生物劣化も風化の心配の無い樹脂製のりん木

樹脂製のりん木の最大の特徴は、耐久性にあります。木材とは違って細菌の餌となる成分がないので、生物劣化の影響を受けることはありません。加えて、物理劣化の代表例である風化の耐性もかなり高くなっています。

つまり、樹脂製りん木のいいところは一度購入したものを長く使うことが出来るということなのです。劣化のスピードはそれぞれですが、木材のように数年で腐ってしまうということはまずありません。
十年、ながければ数十年単位で買い直しの必要がなく、費用対効果に優れた製品なのです。

価格帯は一本10,000円前後からと木材よりもやや高めです。なので購入時の出費は木材の方が安いのですが、その後何年使うかで考えると樹脂製のほうがおすすめと言えます。

プラスチックりん木は風化の心配がない

敷板ネットではプラスチック製のりん木(角材)を販売しています。大きさは長さ2280mm、縦90mm、横120mmと通常のりん木より長く設計されています。長さはカットできるので便利とお声をいただいております。

長く安定してコストを抑えて使える樹脂製りん木

使い捨て目的や、一時的に大きな荷物の仮置の必要が出たときなどは、低価格な木材のりん木を使ってもいいかもしれません。
ですが、建設現場や工務店と言った資材の保管やフォークリフトでの運搬を日常的に行っている現場なら、耐久性が高く長い間使える素材を選んだほうがいいでしょう。

また、上に乗せるもの重量が大きいときにも樹脂でできたりん木は活躍します。木材だとどうしても劣化が早まりますから。自分が使いたいと思うシーンを考えて、それに折り合う価格のものを探すといいですね。

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