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試作品などの完成品模型が発送時に欠けるトラブルを防ぐ梱包方法とは?

試作品などの完成品模型が発送時に欠けるトラブルを防ぐ梱包方法とは?
  • 緩衝材

趣味で作ったプラモデルをオークションに出品する場合に、配送中の破損を心配する人は多いのではないでしょうか。もし、受け取り手から欠けていたなどの指摘を受けると、受取拒否され返金しなくてはならないからです。
プラスチック製の模型は形が複雑です。細くなっている場所もあるので全体的な強度に不安があります。そのため梱包には形と硬さに合わせた方法を取らなくてはいけません。

そこで今回は、模型を欠けることなく発送するための梱包の方法を紹介します。仕事で作成した試作品模型など、絶対に壊したくないプラスチック模型を発送する際の参考にしてください。

外箱はダンボールかプラスチックケースを用いる

ダンボールはある程度強度が高く、中に入れるものの大きさに合わせて整形しやすいので模型の発送に向いています。強化ダンボールを使えば更に強度を高めることもできるでしょう。
組み立て式のプラモデルなら、元々入っていた厚紙の外箱を使って梱包することもおすすめです。これならわざわざ箱を準備する必要もありません。費用もかからずにゴミも減らせて便利です。しかし厚紙だと強度が低いのがデメリットです。
100円程度で購入できるプラスチックケースを外箱として使う人もいますが、受取先で処分する手間が発生してしまうので、最適な方法とはいえませんね。仕事で送る相手が決まっている場合なら検討してみてもいいでしょう。

箱の大きさは中身より二周り以上大きくする

外箱の大きさは中に入れる模型よりも二周り以上大きくします。中の荷物が揺れたり擦れ合ったりすることを防ぐためのゆとりが必要なのです。箱が大きすぎると緩衝材が余分に必要になりますが、外からの衝撃をなるべく小さくするためにある程度の容積が必要になります。模型を安定して発送するために、箱のサイズ選びは重要なポイントといえます。

ウレタンを使って模型と箱の隙間を埋める

模型を箱に詰めるときに活躍するのが、カットスポンジなどのウレタン素材です。もともと小さくカットしてあるものでも、大きな塊でも同じように使えます。小さなものなら模型の隙間に詰め込むこともできますし、大きなものならカッターで切って溝を作り、そこに埋め込むと安定します。
ホームセンターなどで探すと模型を保管、搬送するのに適したプロテクターツールケースというものが見つかります。企業が作る試作品模型のように重要な荷物なら、こうした箱を使うことも検討してください。

ダンボールを切って固定する方法も

ウレタンがなかなか手に入らない場合は、ダンボールを切って模型を固定させる方法もあります。まず、外箱のそこと同じ大きさのダンボールを一枚切り出し、その上に模型の縦横に合うダンボールの中枠を貼り付けます。
中枠の中に模型を置き、その上からエア緩衝材でくるみます。ポリエチレンシートも使えますが、強度を出したい場合にはプチプチなどがいいでしょう。

パーツごとに分けることで発送時の破損を防ぐ

可能なら部品別に分解してそれぞれを梱包してください。接着剤を使わないプラモデルなら可能です。細かい部品が箱の中で触れ合ったりして傷がつくことを防げます。
まず、100円ショップなどで購入できる保存バックに細かく分解したパーツを入れて封をします。その上からプチプチなどのエア緩衝材でくるみ、そのまま箱に入れるか隙間にバラ緩衝材を撒くかして外箱を閉じてください。

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