鏡を割れないように梱包する方法は?角を保護して破損を防ぐ!

- 緩衝材
プラスチック製のミラーは配送するときに割れてしまうリスクが高い製品です。そのため事前に梱包をしっかりしておかないといけません。
しかし、ダンボールでぴったり覆って梱包したとしても、配送途中の衝撃で角が割れることがあるようです。そこで今回は、プラスチック製の鏡を安全に配送するための梱包方法についてまとめました。
きちんとした梱包をしておけば割れるリスクを減らす事ができます。ぜひ参考にしてください。
表面をエアー緩衝材で保護する
鏡で最も割れやすい部分はやはり表面です。木枠などに入った状態で配送する場合は、外枠と鏡の間に力が加わって更に割れやすくなります。そこで、まず表面全体をプチプチなどのエア緩衝材で覆って保護しましょう。
枠に入っていない状態のミラーを重ねて梱包する場合には、全体を緩衝材で覆うといいですね。ポリエチレンシートやクッションペーパーなどが適しています。エア緩衝材を用いる場合には、形を替えやすい気泡の細かなタイプがおすすめです。鏡の形にフィットしてくれるからです。
外箱は鏡より一回り大きくして、角を保護
重ねた鏡を梱包する場合、ダンボールと鏡のサイズがほぼ同じということがあります。ダンボールの外箱が鏡とぴったりのサイズだと、縦横の揺れを防いで表面が割れるのを防いでくれるからですね。重なったミラー同士がお互いを支えるので、自然に強度を増すこともできます。
しかし角にかかる衝撃までは避けられません。角が割れないようにするためには、ダンボール箱のサイズを鏡よりも一回り大きくするほうがいいでしょう。そして、角の部分に4箇所ダンボールや発泡スチロールを噛ませて衝撃を防ぎます。
箱本体と噛ませた部分に摩擦が生じるので、中の鏡がずれたり揺れたりすることも防げます。箱とミラーの間に少し遊びを設ける事が大切なポイントなのです。
巻きダンボールを巻くとさらに安全
全体を巻ダンボールで包むとさらに安定性を増すことができます。まず縦に一周、次に横に一周させて一方向から加わる力を分散させます。
大きな巻ダンボール一枚で全体を封筒のように包むと、やや強度が落ちるので縦横の二重にするようにしてください。
こちらもエア緩衝材、クッションシートなどで代用可能です。価格としては紙製の梱包材のほうが安く、廃棄も簡単というメリットがあります。鏡全体の大きさと配送距離を考えて、リーズナブルな素材を選ぶといいでしょう。