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砂利敷き土地のプラスチック敷板利用は危険?敷設の際砂利を撤去する理由とは?

砂利敷き土地のプラスチック敷板利用は危険?敷設の際砂利を撤去する理由とは?
  • プラスチック敷板

敷板netでプラスチック敷板を利用されるお客様の中で一番多い用途が「駐車場のへこみ対策」です。その中でも砂利敷きの駐車場の保護に検討される方が多いです。
砂利敷きの土地を駐車場にするためにプラスチック敷板を検討しているお客様には、いつも「砂利は撤去してからプラスチック敷板を敷いてください」とお伝えしています。
「砂利を撤去するのが大変」「景観を損ないたくない」と思われる方も多いと思います。そのお気持ち、よく分かります。ですが安全にご利用いただくためには砂利の撤去が必要なのです。

では、砂利敷きの土地にプラスチック敷板を利用するとどう危険につながるのでしょうか?

砂利敷きの土地にプラスチック敷板を敷設すると危険な理由

1、砂利敷きの土地に敷くと敷板が動いてしまう

車が走行した場合、下の砂利も一緒にゴロゴロと動いてしまい、結果敷板がずれる事になります。例えば、あやまって急発進してしまった場合は、敷板が後ろに飛んでしまう可能性があり大変危険です。

2、敷板を金具で固定することができない

敷板と土地を金具で固定しても間に砂利があるため空洞が出来てしまいます。金具も根本までしっかり刺す事が出来ないため、緩んだ状態になってしまいます。この状態で大型トラックが走行すると、力が大きすぎて金具が曲がって外れてしまいます。外れた金具がトラックのタイヤをパンクさせる可能性があり、とても危険です。

3、敷板が割れてしまう可能性がある

砂利にも尖った形の砂利もあります。尖った砂利が敷板にあたった状態でトラックや乗用車が走行すると、局部荷重が起こり割れる可能性があります。
下記の写真は、実際にお客様で砂利敷きの土地に利用された例になります。

プラスチック敷板を砂利敷きの土地に利用された例

お客様は、配送会社の車が搬入する際のスタック防止として敷板を利用しています。

土地の砂利は1~3cmの砂利を利用されており、その上に敷板を敷いて利用されていました。右上の写真を見ると砂利の上から金具で固定しています。金具がしっかりと設置できず浮いてしまっているのが分かります。
その中で4tトラックが搬入すると固定した金具が外れて変形し、敷板もずれてしまいました。
砂利を敷いたまま利用すると危険な事がわかりました。

ですが、全ての砂利土地で砂利を撤去しなければならないのか?気になるのではないでしょうか?

どんな砂利敷きの土地なら砂利を撤去した方がいいの?

砂利でもいろいろな土地があります。その中で撤去する項目は3つあります。1つでも当てはまれば撤去が望ましいです。

  • 砂利で土地が見えていない
  • 砂利の深さが1cm以上ある
  • 砂利の大きさが1cm以上ある

では、実際に下記の写真の砂利敷きの場合では砂利は撤去必要かどうかお答えします。

3種類の砂利を比較した写真

A 大きめの砂利

大き目の砂利は撤去を推奨しています。大きめの砂利の場合は撤去を推奨しています。ずれたり割れたりする可能性が一番高いためです。

B 小さめの砂利

小さめの砂利も撤去を推奨しています。石も小さく土地も見えているため、一見そのまま敷いてよい土地に見えますが、1cm以上の石がところどころにあります。この場合そのまま敷くと局部荷重がかかり敷板が割れる可能性があります。

C 細かい砂利

そのまま敷いても大丈夫です。ただし、砂利の深さが1cm以上の場合や、大きな石や尖った石があれば撤去してください。

いかがでしたでしょうか?砂利敷き土地にプラスチック敷板をご利用の場合は砂利の大きさや深さに気を付けて敷設を行ってくださいね!

プラスチック敷板の性質を理解しつつ、安心・安全な工事や仕事を行って頂きたいといつも心に願っています!
また、「こんな使い方できるの?「〇〇の事例はないの?」などお問い合わせいただければ、ない情報がありましたら調べてお伝えいたします。ぜひお気軽にお問い合わせください!

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