- りん木・角材
- 土地保護
- 汚れ防止
敷棒くんを砂場に設置された兵庫県の保育園の事例です。新規オープンする保育園の園庭に砂場を設置しようとしたのですが、工期や費用の問題からコンクリートの型枠を作ることができませんでした。
仕切りを作らないと砂はいずれ飛び散ってしまいます。土と混ざったり砂場自体がなくなったりしてしまうかもしれません。
結果として、敷棒くんを仕切りブロックに使うことで境界線を維持しつつ保育園のオープンに間に合わせることができました。腐食しないので子どもたちたちが遊んでも安心です。
新規オープンの保育園の砂場を防草シートと境界ブロックで作成
砂場は保育園や幼稚園でよく活用される設備です。新規オープンのこちらの保育園でも、子どもたちが遊ぶ場所として砂場を作ることが提案されました。
本来ならばコンクリートで型枠を作り、その中に砂を敷き詰めるもの。ですが、こちらの保育園は予算の関係でコンクリートでなく防草シートを敷きその上に砂を溜めることになりました。
そのまま放置すると砂があたりの土と混ざります。当初はレンガで境界を作ろうとしましたが、シートに傷がつく不安が出てきてしまいました。
木材からできたりん木を使ってみた
そこで、シートを傷つけるリスクを避けるために木製のりん木を境界として使おうと考えました。
りん木とは、輸送するための荷物などを一旦保管するときに、地面との間の隙間として敷く角材のことです。建設現場ではバタ角などとも呼ばれます。
ですが、生の木であるりん木では、雨にさらされて腐ったりささくれて子どもが怪我をしたりするかもしれないという新しい不安も生まれてしまったのです。
敷棒くんを使うことでシートの劣化と腐食の問題をクリア
そこでエコプラスチックでできた敷棒くんを導入することにしました。敷棒くんはいわばプラスチック製のりん木です。機能性や用途は角材と同じですが、防水性と耐久性にすぐれていてひび割れやささくれが起きにくい性質を持っています。
重量もシートを抑えるのに十分です。搬入も設置も簡単にでき、建設のための予算をオーバーせずにすみました。

まとめ・子どもたちが安全に遊べる砂場として活躍
敷棒くんのユニークな使い方として利用していただきました。形と機能が境界ブロックに最適なので、シートに溜めた砂を固定する役目をしっかり果たしてくれました。その結果工期内に施工を終えられ、保育園がオープンした後にも子どもたちが安全に遊んでいるとのことです。
