運送などで活躍する大型トラック。トラックの荷台の床板は多くの荷物の搬入を行うので、メンテナンスしなければ傷や汚れはすぐに付いてしまいます。積んでいる荷物が汚れないようにしたり、重い荷物を運ぶ際には床材に穴が空いたりしないようにと気を使ったりしなければなりません。もし床材の張り替えをすることになれば何十万もしますので、なるべく綺麗に長く持たせたいですよね。
今回は、「トラックの荷台の床板を保護したい」、「荷物の下に何かちょうど良いものを敷きたい」という方に向けて樹脂敷板というものをご紹介します。
※この記事で紹介する敷板は当社が販売する「Wボード」を用いたものになりますが他の商品との比較も行っておりますので参考にしてください。
【モデル】日野の大型トラック「プロフィア」
床板に保護が必要なパターン

プロフィアなどの大型のトラックの床板を保護したいと思われるパターンは様々あるかと思いますが、原因としては
- 重量のある貨物を運ぶ
- 荷台を汚す恐れのある荷物を運ぶ
この2つが大きく挙げられます。
重い荷物を運ぶ際に床板がへこんだり穴が開いたりしないよう保護したり、ドラム缶などの載せる荷物によっては荷台が汚れます。特に運送業者の場合は、商品そのものや、商品が入った段ボールが汚れるとお客様からのご指摘につながるので困りますよね。
保護をする場合の種類
一般的なのはコンパネですよね。1枚2000円~と比較的安価で軽くて使いやすい。しかし、コンパネは基本的に部分的に利用する場合が多く、すぐにボロボロになるので消耗品になります。
良い点 | 悪い点 | |
コンパネ | 価格が安い、破棄が簡単 | 消耗品、水に弱い |
樹脂敷板 | 頑丈、長持ち、荷台の床板全体を守れる | 価格が高い |
そこで選択肢としてご紹介するのが樹脂敷板(プラスチック板)です。
樹脂敷板ってなに?
ここで紹介する樹脂敷板とは「木材」と「プラスチック」の複合材で「ウッドプラスチック」製の板です。樹脂敷板の詳しい説明は下の記事をご覧ください。

元々は工事現場などの道に敷く為の物で、かなり頑丈にできています。トラックの床板の保護に使用する場合、以下のようなメリットがあります。
- 軽いのでトラックの積載量を圧迫しない
- 耐久性が5年~10年はあるので、ほぼ買い替え不要
- 水分や薬品に耐性があり、汚れたら洗うことができる
- 敷板同士をつなぎ合わせれば、ある程度固定できる
というようなメリットがあります。荷物の搬入を行う際に床に気を使う必要がなくなり、床材も綺麗に保つことが出来るのでおすすめです。

床板全体を守るなら樹脂敷板
今回は大型のトラックの床板についてお話をさせていただきました。床板の補修に何十万もお金がかかり床板に敷けるものが何かないかなと検討されているというお問い合わせをいくつかいただきます。
樹脂敷板はトラックの荷台の大きさに合わせることもでき、敷板通しを連結させれば、ある程度ズレを防止できるのでしっかり床板を守れます。ぜひ検討してみてください!
