トラックの荷台の傷防止といえば、コンパネやゴムマットを想像できる人が多いでしょう。しかし、軽トラックやカーゴタイプのトラックの場合、屋根が無いので雨ざらしのままで劣化をしてしまいます。使ってしばらくするとボロボロですぐに交換、、、ということもあるのではないでしょうか?
この記事では、もう一つの選択肢として樹脂敷板(プラスチック板)を敷くパターンをご紹介します。
※ここでご紹介する樹脂敷板は当社が販売する「Wボード」を用いたものになりますが、ゴムマットやコンパネと客観的に比較しながら説明していきます。
【モデル】日野の小型トラック「デュトロ」のカーゴタイプ。
樹脂敷板ってなに?その特徴とメリットを解説。
当社で使用している「Wボード」では、ウッドプラスチックを使用しています。

こちらの詳しい説明は下の記事をご覧ください。
この樹脂敷板は「木材」と「プラスチック」の複合材で「ウッドプラスチック」製の敷板です。
木材の良さを活かしているので、
・軽くてトラックの積載量を圧迫しない
・柔軟性があり、貨物を傷つけない
・耐久性が5年~10年はあるので、ほぼ買い替え不要
などの特徴があります。特に雨ざらしなど多少雑に扱っても平気なのはかなりの利点ですね。
荷物の滑り止め目的ならゴムマットが良い
ゴムマットの利点としては、滑りにくいという利点があります。樹脂敷板では、貨物をスライドさせて運ぶことができるので用途が全く変わってきます。
ゴムマット・コンパネと比較してみた
軽トラックやカーゴタイプなどのトラックは基本的に荷台が外にむき出しです。
それを踏まえて下に分かりやすく表にまとめてみました。
樹脂敷板 | コンパネ | ゴムマット | |
価格 | 価格が高い(18,000円~) | 価格が安い(2,000円~) | 価格が安い(5,000円~) |
腐食 | 腐らない | 腐りやすい | 腐らない |
耐久性 | 5年~10年 | 安いもので1年程度 | 5年~10年 |
搬入 | 滑る | 滑る | 滑らない |
荷物の汚れ | 汚れない | 古いコンパネでは 汚れが付くことも |
ゴムの色がつくことがある |
外にずっと置いておくとなった場合、コンパネやゴムマットは使えなくなるのが比較的早いです。安いのは魅力的ですが、毎回毎回買い換えるのは手間です。
樹脂敷板でしたら10年程度使用しても問題ないような設計になっているので、買い替えなどで複数のトラックの敷板として使いまわすことも可能です。(加工しやすいのでご自身でも可能です)
また、すでにコンパネを張っている人であれば、今のコンパネの上に重ねることも可能なのでコンパネ自体の寿命を延ばすことも可能です。
樹脂敷板は軽トラックや平ボディタイプの荷台に相性◎

軽トラックや平ボディタイプに板を敷く場合に「すぐにボロボロにならないか」と気になる方は多いかと思います。買ったのはいいけどすぐにボロボロになって使えない。腐食して交換する手間や処分が面倒。などの悩みを抱えている方は少なくありません。できれば手間は少ない方がいいですよね。
今回紹介した樹脂敷板は初期費用は掛かりますが、耐用年数が5年~10年もあるので費用対効果の面ではかなり優秀です。これまでの、ゴムマットやコンパネの劣化や腐食による交換の手間や費用が無くなるので、もし気になるようなら検討してみてはどうでしょうか?
