現在、ガソリンを使わないエコな燃料として、使われない間伐材を木質バイオマス燃料として利用する取り組みが増えています。
今回ご利用された、企業様はその木材燃料を作られています。 現在は、機械での乾燥がほとんどですが、急速乾燥は木材の油分も無くなってしまうため脆くなりやすい物になり、燃料としても燃えにくいものになるため、自然乾燥を行いバイオマス燃料である薪を作成しています。
※写真は乾燥中の木材
課題は、木材の乾燥実験として、「土の上での乾燥」とアスファルトの上での乾燥」の実験をされる上で、木材乾燥の作業場が借地のためコンクリートやアスファルト舗装をすると、原状復帰しなければなりません。
実験なので、費用も大きくかけたくなく、鉄板のような大きな板を置くことを考えられていました。
※実際に実験に使う木材は伐採したての木材
借地で原状復帰が必要な土地の場合養生として最適な解決方法は?
土地の養生なら「敷き鉄板」「樹脂敷板」がありますが、今回は軽くて移動もしやすい樹脂敷板を使っていただきました。
なぜ敷鉄板を使わなかったのか?
敷き鉄板だと1枚の重さが重く、気軽に移動ができません。移動・設置にはユニックが必要、重機操作ができる人員が必要になります。
プラスチック敷板は水をはじき通さないと聞き、丸太乾燥に対する湿気防止には軽くて丈夫なプラスチック敷板がよいと考えられ利用されました。
今回お使いいただいたのが、Wボード36サイズ(910mm×1820mm)で、約一畳分で重さが21kgです。男性なら一人で持ち運ぶ事ができます。
作業時間もただ置くだけなので数分で終わりました。
※左が地面に直接設置しての乾燥。右がプラスチック敷板をコンクリート替わりに利用しての乾燥
利用したプラスチック敷板はこちら↓
乗用車・1tトラック以上の走行ならWボード48厚型!
お客様の声
乾燥・保管場での利用でしたが、割れることなく利用できました。 まだ実験途中なので、結果はお伝えできませんが、順調に進んでいます。
今回、いろいろお話を聞いている中で、土地なら10tトラックが走行しても問題ない、アスファルトなら30t以上が走行しても割れない事を聞き、他の場所でも使えそうだと感じます。実験が終わったら他の利用でも検討したいと思います。