※本事例は、実際の写真掲載はNGだったためイメージ写真を掲載しております。
戸建ての住宅の駐車場舗装は、土間コンクリート・アスファルト・砂利・真砂土など様々あります。土地を舗装するのではなく、カーポートを設置して雨を防ぐ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
その中でも砂利の駐車場は価格が安く、水はけもよい、そして見た目もよいので重宝されますが、お困りごとも……。
「タイヤの跡でへこんで水たまりができてしまった」
「砂利が道路に出てしまう」
「掘れたわだちでタイヤが汚れてしまう」
「雨で土地がぬかるんで乗降するときに靴も汚れてしまう」
などのお悩みがよく聞かれます。
土が粘土質な土地だと、土が水を吸収しぐちょぐちょしてしまいます。乗用車ならぐちょぐちょのみで済みますが、リフォームなどで工事車輛が侵入した場合、土地がへこんだり、車両がはまってしまう場合もあります。
今回の事例は真砂土で舗装している自宅の1台分の駐車場にプラスチック敷板を使った事例です。
昔ながらの真砂土。見た目はきれいだけど、駐車場にするには困りごとも多い
お客様のご自宅は日本家屋で庭が広く、玄関周りは真砂土で舗装してあります。以前は車を1台のみ所有していましたが、家族が増え、2台、3台と増え、庭の一部を駐車場にしています。土舗装は台風や大雨で柔らかくなります。課題としては、
- 車が出入りするとだんだん轍ができる
- 玄関周りが土で汚くなる
- 車が汚れる
などあり、真砂土ではなく、コンクリートや砂利で舗装するかどうか悩んでおられました。
砂利・コンクリート・アスファルト・樹脂敷板のメリット・デメリット
戸建てのガレージなら「土間コンクリート」「アスファルト」「砂利」「芝生」「カーポート」などありますが、今回は「樹脂敷板」を使いました。
それぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。
土間コンクリート
見た目が一番きれいで頑丈なのが、「土間コンクリート」。
メリット
・見た目がきれい
・何十年ももつ
・お手入れしやすい
デメリット
・工事ができる施工業者に依頼しなければならない
・価格が高い
・施工後完全硬化までに1週間ほど時間がかかる
・雨の日に大変滑りやすくなることがある
新築なら土間土コンクリートにするのが一度に施工してもらえるのでお勧めですが、住んでいる自宅の駐車場をコンクリートにするには、価格や施工の日数など困る事がありますね。
アスファルト
土間コンクリートよりは安価で施工ができるのがアスファルトです。一般家庭の駐車場ではあまり見かけないかもしれません。
メリット
・土間コンクリートより安価
・お手入れが楽
デメリット
・お庭で全体が暗い印象になる
・耐久性がやや低い傾向
・夏場などに熱を持ちやすい
・ひび割れをおこす場合がある
砂利
一番安い施工で、DIYもできる砂利。砂利のメリット・デメリットは?
メリット
・安価
・踏むと音がするので防犯になる
デメリット
・石が飛び跳ねて車に当たることもある
・雪かきや落ち葉掃除が大変
・砂利は減っていくので継ぎ足しが必要
樹脂敷板(プラスチック敷板)
今回使っていただいたのは樹脂敷板。では樹脂敷板のメリット・デメリットは?
メリット
・比較的安価
・自分で設置できる
・撤去も簡単にできる
デメリット
・見た目はよくない
・発進する際ずれる可能性がある
樹脂敷板は板を敷いているだけなので、見た目はコンクリートやアスファルトのほうがよいですが、価格は安くできます。 敷くだけで、施工がいらないので、施工業者や工事の間、数日車を他の場所へ駐車する必要がありません。
お客さまの声
樹脂敷板を選んだ理由は、設置が簡単だということです。
新築なら土間コンクリート一択でしたが、玄関通路を駐車場にしたいため、リフォームになると価格が高いため、樹脂敷板を利用しました。樹脂敷板は36サイズが1畳分で、軽自動車1台分ならWボード36薄型4枚あれば十分でした。
※土の玄関前を駐車場にしたことにより、車が行き来して側溝のフタに土が上がってしまっています。これがのちのちにへこみや水たまりを生みます。
※側溝の手前から4枚樹脂敷板を敷いたようす。
※軽自動車なら36サイズ4枚でちょうどピッタリ!(1.8m×3.6m 4枚枚分)
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